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児童ポルノ 米で東京の男逮捕7月18日 19時27分
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インターネット上で児童ポルノの閲覧などを遮断する「ブロッキング」という対策をかいくぐり、わいせつなDVDが販売されていた事件で、販売サイトを運営していたとして東京の38歳の男がアメリカの捜査当局に逮捕されていたことが、警視庁への取材で分かりました。
この事件は、児童のわいせつなDVDをインターネットを通じて販売したなどとして、東京・世田谷区の無職、林嘉幸容疑者(48)らグループの男合わせて8人が逮捕されたもので、警視庁は児童ポルノの閲覧を遮断する「ブロッキング」をかいくぐり、販売を続けていたとみています。
その後の調べで、DVDを販売するサイトはアメリカのレンタルサーバーで運営されていたことが分かり、警視庁から情報提供を受けたアメリカの捜査当局が、メンバーの1人で東京・豊島区の牧野公彦被告(38)を渡航先のサンフランシスコで児童ポルノの広告と所持の疑いで逮捕していたことが、警視庁への取材で分かりました。牧野被告は、すでに起訴されたということです。
警視庁のこれまでの捜査では、牧野被告がサーバー上でわいせつな画像を管理していた行為について、国内の法律で違法性を指摘できなかったということです。
警視庁はこれまでの1年間に1億円の売り上げがあったとみて、アメリカの捜査当局と連携しながら事件の全容解明を進めることにしています。
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