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【社会】南山学園92億円運用損 デリバティブ解約で2012年7月18日 15時05分 南山大などを運営する学校法人「南山学園」(名古屋市昭和区)は、デリバティブ(金融派生商品)取引の解約による損失が2009〜11年度の3年間で92億7千万円となったことを明らかにした。学園は08年度の決算で68億円の損失を計上している。デリバティブによる最終的な損失額は160億円に上る。 学園によると、05年にデリバティブによる資産運用を始め、08年のリーマン・ショックで多額の含み損が発生。学園はリスクの高いデリバティブの解約を決め、学園運営に支障を来さないよう順に処理を進めてきた。 解約による損失は09年度が29億5千万円、10年度が26億5千万円、11年度が36億7千万円。損失は、保有していた有価証券など資産を売却して穴埋めした。 蒔田一理事は「教育や研究に支障は出ない」と説明している。学園は7月、外部の有識者らによる検証委員会を設置。デリバティブ取引や解約方法のどこが問題だったかを洗い出す。 (中日新聞) PR情報
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