携帯用サイトのURLが変更になりました。ブックマーク等の変更をお願い致します。
http://k.news-postseven.com/archives/20120718_128707.html

注目のビジュアル

日本人とうなぎは5000年のつきあい

フェンス越しにうつむく剛力彩芽を最新撮り下ろし

「たのきんトリオ」がものまねで再結成?

女優・月船さらら37歳

レース極小ビキニのGカップアイドル

五輪開幕直前、川澄奈穂美インタビュー

球場で1日525杯ビール売った中西美帆さん

おやつにクワガタムシを食べる

謎の美女YURIちゃんの最新撮

モバイル NEWSポストセブン

携帯電話でもNEWSポストセブンをお楽しみいただけます。
下記のQRコードを使ってアクセスしてください。

QRコード

08/26 携帯用サイトのURLが変更になりました。ブックマークの変更をお願い致します。
http://k.news-postseven.com/

スマホ NEWSポストセブン

スマートフォンブラウザでもNEWSポストセブンをご覧いただけます。

twitter 耳寄り情報お届け中

ライフ

浜松に「餃子日本一」奪われた宇都宮が剥き出しにする危機感

2012.07.18 16:00

 栃木県宇都宮市と聞いて誰もが思い浮かべるのが「餃子の街」。しかし昨年、ついに世帯当たり購入額で静岡県浜松市に日本一の座を明け渡した。危機感を募らせた宇都宮市が繰り広げる餃子キャンペーンが凄まじい。面白うてどこか哀しい餃子狂想曲を、食に詳しい編集・ライターの松浦達也が紹介する。

* * *

 「餃子バトル」が思いもよらぬ展開を見せている。ことの経緯はこうだ。2012年1月31日に発表された総務省の家計調査で「2011年の餃子の世帯あたり購入額日本一」で浜松市がトップの座を奪取し、「ギョーザの町」宇都宮は2位に陥落した。このことがよほどショックだったのか、翌2月1日の地元紙「下野新聞」では1面と4面の2面を割いて、「15年間守り続けてきた「日本一」の座から陥落」などと報じ、地元にとっての衝撃の大きさを伺わせた。

 3月の調査でも浜松、京都、熊本に次ぐ4位となり、さらに危機感は高まった。4月には宇都宮市の商工・観光関係者による「宇都宮市餃子消費量日本一奪還推進委員会」が結成された。5月に市内の有力企業、約100社による決起集会が行われ、6月には「1日だけの餃子祭り」と題して、14店舗が出店しての味比べイベントを行った。現在も市内のスーパー10数軒で持ち帰り餃子の販促キャンペーンが行なわれている。

 さらにアツイのがWebでの展開だ。下野新聞社のサイト内に「宇都宮餃子日本一奪還計画~為すべきことは、ただひとつ。食って、食って、食いまくれ!」というWebページが立ち上がった。トップページには毎月の「世帯当たり購入額餃子ランキング」がデカデカと掲げられ、「速報 宇都宮、背水の陣~浜松が独走の勢い」など危機感を煽る見出しが立てられている。

 Webページ上では、ほかにも「永世伝道師」としてタレントの山田邦子が「日本一奪還推進委員」に加わり、応援メッセージを発信。さらに「宮の天狗様」というキャラクターを作り出し、Web上で「デジタル絵本」を展開している。「日本一からの陥落のショックで自慢の鼻がぽっきりと折れ曲がる」「宇都宮は日本一の餃子の街だと口走ると、嘘をついた天狗様の鼻はみるみるうちに長く伸び続けた」など、Webならではの自虐的な展開が満載だ。

 もっとも首位を独走中の浜松もその足元を着々とかためている。月次調査で一時は宇都宮に逆転を許したものの、3月以降は1位の座を譲らず、現時点での年間1位は変わらず。7月14、15、16日の3日間、浜名湖サービスエリア(SA)に、市内の有名餃子店を集めて、「B級グルメ浜松餃子祭り」を開催しており、スタンプを集めるとSA内の飲食店で1500円以下のメニューが無料になるスタンプラリーも実施中だという。

 家計調査は、スーパーやコンビニで焼き上がりの餃子を購入した数字だけが反映されるもので、餃子専門店での持ち帰り餃子や冷凍餃子、家で餃子を作るときのひき肉や野菜などの売上は反映されない。餃子を重要な観光資源だと捉える地元にとっては、死活問題なのだろう。もっとも「観光客」である僕としては、どこが1位だろうと、ウマい餃子を食べさせてくれる店に行くだけの話、なのだけれど。


人気ランキング

1.
ロリ顔Gカップアイドル レース極小ビキニに「恥ずかしい…」
2.
球場で1日525杯ビール売った大型新人女優を篠山紀信氏撮影
3.
44歳美魔女が金色のビキニ姿披露 「ビキニに年齢関係なし」
4.
19cmの性器に悩む男 「アソコ短い男は自信持って前に出ろ」
5.
NHK『はつ恋』木村佳乃のすっぴんが凄いと女性作家分析
6.
中野美奈子と同時に卒業した2人の女子アナ“気の毒”な最後
7.
愛甲猛 巨人軍選手の金銭感覚と原辰徳監督の後継問題を語る
8.
五輪参加目的のカンボジア国籍取得に「日本人の誇り喪失」
9.
娘の初体験確認した父親 「目の前真っ暗、生きる気力失う」
10.
ビジネスシーンで、日常で…理不尽な習慣やきまりごとは、丸のみしないで疑ってみよう! サルとバナナの実験が教えてくれること

今日のオススメ

提供元一覧

東日本大震災復興応援写真集『3・11以前』 ー美しい東北を、永遠に残そうー

太平洋戦争 最後の証言 第3巻

前田敦子 20歳<ハタチ>の写真集『不器用』

町工場から宇宙へ!第45回直木賞受賞作『下町ロケット』池井戸潤

香取慎吾と学ぶマナーの新・定番 マナスマブック

小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ

© Shogakukan Inc. 2012 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。