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『ここに示したデータの無断転載は固くお断りします』
この調査は昭和47年から全国的な規模で開始された。この調査が始められた頃は公害問題が大きな社会的問題となっており、そのために障害児の出生が増加するのではないかと心配されていた。しかし、幸いに、一昨年迄の調査成績で見る限り、特定の奇形が特定の地域に多発したと言う事実は見とめられていない。しかし最近塵芥処理場からの内分泌撹乱科学物質等の発生が見られると言う事実が証明され、それらの物質はごく微量でも障害を与える可能性がある事が指摘されはじめ、その周囲にすむ妊婦の胎児への影響が懸念され、今後の検討課題として注目されている。
*なお各施設より報告されたもののうち、妊娠22週未満の出生児および明らかに外表奇形でないと考えられるものについては本統計より除外した。
調査年度/調査項目
- 1999年
- 調査項目
- 歴月別奇形出産頻度
- 母親の年齢別奇形児出産頻度
- 妊娠週数別奇形児出産頻度/率
- 初産/経産別奇形児出産数/率
- 奇形種類別発生順位
- 奇形児の性別
- 奇形児の出産時の状況
- 奇形児体重別出産頻度
- 奇形児発見時期別出産頻度