ぬし
作 さくら
ぬしになるのは簡単ね
ぬしのことばを聞いて
その想いを 写せばよいだけね
ぬしは ぬしのことば聞けるからぬしね
人のぬしは 動物のぬしの声を聴けて
動物のぬしは 植物のぬしの声を聴けて
植物のぬしは 石のぬし プレートのぬしの声を聴けて
プレートのぬしは マグマのぬしや
地球のぬしの声を聴けて
そんな感じの連携で
ぬしが どんどん 生まれてきたね
こは おおねこさまね
あくるーおうも どうぶつのぬしの声聞けたから
人のぬし なれただけね
犬 ぬしの声聞けないね
命令 好きだけど 聞くの好きじゃないね
聞けるふりして 被せるだけね
犬は
何にでも被せるね
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気持ち
ストーリーテラー はるちゃん
結界ができる前
気持ちは みんな通じあっていた
みんな テレパシーで
イメージをやり取りをできた
おとを発するだけで
想いや 気持ち 伝えたいイメージ
みんな 通じあっていた
結界ができてから
気持ちが伝わりにくくなった
おとを聞いても
気持ちが伝わりづらくなり
テレパシィでのイメージのやり取りも
見えづらくなった
結界がどんどん増えて
細分化されていくにつれて
多くの存在に
その地域 その種の間でしか通じない
隔絶された おとの壁のようなものができた
最初の
ことばは 歌のようなものだった
動物の鳴き声や
鳥のさえずり
木のせせらぎ
雨のおと 風のおと
そのメロディを聞くだけで
みんな 想いのイメージが通じ合って
それをおとにしたものが 歌
魂には おとの記憶があって
本当は おとを聞けば
人にも イメージが伝わるはずだけど
でも
結界で それが意識に上りづらくされていた
おとのイメージが 意識に上りづらい
ということは
ことばも 意味が通じてるようで 本当の意味は通じて無いということ
耳も目もふさがれたようななかで
プログラムのような方式で イメージのやり取りを限定されていたのが
人間の世界だった
そういう中で
想いや 気持ち
こころの意図 話してる内容よりも
うわべのおと
うわべの雰囲気だけが
印象に残るようになる
結界の中では
芯の想いが見えづらくされてるから
人は 雰囲気だけで
その人を 判断するようになる
それは人だけでなく
想念も同じ
多くの想念も
結界で情報を塞がれると
雰囲気しか 見えづらくなって
その雰囲気で 人を判別するようになった
だからいじめっ子でも
いじめの肯定をするような発言をしていても
いじめられっこの 気がついてると
想念は いじめられてると認識して
空間に浮かんでいる想念たちが
庇うように そのいじめっ子の周りを集まったりした
とくに古代の想念は
結界があると
話してることばの意味とか 内容とかわからない
だから 話してる内容が
弱者いじめの内容でも
まとってる雰囲気によっては
古代の想念が ついたきたりした
この数千年以上
民を苦しみ 人を傷つけ 暴君のように君臨していた
政治家たち 富豪たち スターたち
彼らが失脚しなかったのは
彼らが虐げさせていた人の気を
剥ぐように 纏っていたからで
その気を纏って
想念に錯覚させて
より搾取や いじめを加速させていた
結界内では
言ってる内容や その人の想いは見られず
ただ
雰囲気だけで
すべてが判別されていた
いじめっ子が
いじめられっこの雰囲気をつけるのは
そんなに難しくない
いじめて
相手の心に拒絶の想いを
植え付けて
その分 自分にエネルギーが 流れるようにするだけ
いじめられっこを
へこませるほど たすけを求める気が
自分に流れてくる
その気がついたら
今度は コードのある人を わざと怒らせるような言動をする
怒られると
自分がいじめられてるように見える
周囲の想念が
同情してくれたところで 相手のコードを剥ぎ取っていく
早い話
いじめられっこの気をつければ
怒ってる人の隣に行くだけで 想念がのってくる
いじめっ子は最初は
力づくで無理やり 気を剥いでいたけど
いじめられっこの気がつけばつくほど
想念に対して 錯覚させる
知能犯の術が 長けていった
でも
最近 いじめっ子たちにとって
大変なげんしょうが おきはじめた
座についてる人は
たいてい 誰かをいじめたり
いじめさせたりして
いじめられっこの気を纏って
座についているのだけど
最近
政治家 財界人 芸能人
どの業界の人を見ても
気がグロテスクに見えるようになった
もちろん
そうした人の画像を見ると
表面に まだいじめられっこの気がついて
まとってる人が
多くいっぱいいるのだけれど
でも
最近風が変わってきて
いじめられっこの気の さらに奥の
心の内側の気が 見えやすくなった
心の内側の気は
自分の記憶 自分の過去の痕跡
自分が 他人に隠していた心の声などで
それが
ここ最近の
風のおとの変化で
すごくわかりやすく
見えやすくなった
これは
はるちゃんや ねこたちが
最近特に 感じてる現象だけど
はるちゃんは
昔 きれいに感じていた あこがれていた有名人の人とかも
とてもグログロしく 見えるようになった
ただのDQNの外観ならまだよいのだけど
はかなげの人の皮をかぶってる 老婆や ヘドロの塊のように見えて
よりおどろおどろしさを 感じた
そのうち
人間も 誰もが
それを感じるようになる
座についてる人たちは
財界人 政治家 皇族 芸能人 宗教家たちは
過去の動画 過去の映像
過去の音声からも
心の奥の層 過去の想い 本性の奥まで
みんな透けて見えるようになる
おそらく
近いうち 大変なことが おこると想います
見られたくない部分
見られたくない想い
見られたくない過去を一番多く持つ人たちが
一番みんなに見られる所に いるからです
でも
彼らの本性が見えるのは
考えてみれば
ごくごく自然なことかもしれない
だって結界ができる前は
みんなの
気持ちも 想いも
通じあっていて
みんなが
みんなの みんな知る
それがごくごく自然なことだった
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