ほねほねほーね
作 あらちゃん
ほねほねほーねー♪
ほねほねほーねー♪
あらは
ゆめで 山谷に遊びに行きました
おともだちのおじさんが
光景を見せてくれました
ほねほねほーね♪
がいこつが ちょびっと歩いていました
おじさんは言いました
「
ゆめで 骸骨に見える人
それは ほね組 」
「
ほね組は
軸となる人物 」
「
渦を巻いてる人や
竜に乗ってる人よりも 」
「
そっちの方が
より ぬしに近い 」
「
建物も
骨組みに 壁や 屋根をつけ できあがる 」
「
地球も
石の基点に
プレートがのって 土がのり 植物や 動物たちが宿り
今の姿となる 」
「
人も同じ
深い潜在意識から 軸となる人物を見ると
骨に見える 」
「
奥のゆめで 骨に見えることが 軸たる証なのだ 」
「
ぬしも 巫女も 純粋ドールも
表層に 受けとる気がついていても 」
「
軸となる骨がなければ
性質がたがい
用をなさぬ 」
「
骸骨のイメージが
不吉なイメージで見られるのは 」
「
別に骸骨自体が悪いわけではなく
そこに犬がとりつくからだ 」
「
おばばが 犬の骨のような存在に見えたりすることもあるが
それは骨に 犬の魂や おばばがへばりついてるだけで
そう映るだけだ 」
「
骨にへばりつかなければ
存在を保てない
だから骨あるように 見せているのだ 」
「
心象風景として
一人の骨に
2人のおばばがとりつくと
世界が作られる 」
「
それが
様々な作品で描かれている
三人の女性のイメージ 」
「
もちろん
本物の遊女ぬしも 」
「
深い夢では
骨に見える 」
「
本物の姫様を 探したいのなら
深い深い夢に行き 」
「
そこで
骨の女性を 探してみるとよい 」
あらが
見る限り
山谷は 東京の骨のような場所でした
骨の地にエネルギーが集まって
肉が形作られていき
あの地が 東京の肉を 呼んでる地なのです
でも
それはもともとの山谷の土地の性質というより
そこに集まってる人が そのような土地にしていました
だから
山谷で 骨のある人がいなくなると
東京は 肉も骨もなくなり 形を保てなくなると想います
あと
山谷のおじさんは こんな話もしてくれました
「
骸骨は
エネルギーを呼ぶのだよ 」
「
潜在意識的に
中心地という意味だから 」
「
骸骨のイラストや
骸骨のモデルに
お願い事を書くと 」
「
骨に
そのエネルギーを集めてくるのだよ 」
「
よくヤンキーも
骸骨のアクセサリーや Tシャツを着ているが 」
「
あれは
俺が中心地と
深い想念に 錯覚させるために着てるのだ 」
「
あの黒猫は
いい骨をしてただろ? 」
以前
山谷の自転車のそばにいた
黒猫ちゃんは
あの辺のぬしねこちゃんだったそうです
吉原のねこちゃんよりも
より深い集合意識につながる ねこちゃんだそうです
でも最近みかけなくなって
おじさんは さみしくなったなあ と言っています
山谷の黒猫ちゃんは
どこかに 引っ越してしまったそうです
あとおじさんは
こんなことも教えてくれました
「
アニメやカフェで
メイド服のキャラクターが
流行っているが
あれも 純粋ドールの遊女を現している 」
「
黒と白の衣装は
骨のようなイメージで
家という世界の骨を現している
」
「
あの姿に 想念が集まることを
アニメーターの人は
よく読みとれていた 」
「
心象風景として
次に来るのは
ホームレスの作品であろう 」
ほねほねほね
作 あらちゃん
おしまい
猫の森 |
「 夏だ 」
作 ベビーふっつ―様
夏だ
暑い 暑い 暑い 暑い 暑い
こんな時には
シーヴァに 限る
シーヴァは 違う
他のカリカリと
シーヴァは 違う
そんなシーヴァと
冷たいミルク
冷蔵庫で キンキンに冷えたミルクと
シーヴァ
快楽は
体感温度すらも 変える
メインディッシュは
よく冷えた ハムと 刺身があれば 言うことはない
扇風機の風に吹かれながら
今宵のメニューを 考えておこう
快楽は
季節をも 超越する
「 夏だ 」
作 ベビーふっつ―様
おしまい
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