ニュース詳細
大飯原発4号機 原子炉起動7月18日 21時16分
K10036824311_1207182140_1207182201.mp4
関西電力は、福井県にある大飯原子力発電所で「フル稼働」に達した3号機に続き4号機でも、18日午後9時から原子炉を起動しました。
4号機は、早ければ今月25日に「フル稼働」に達する見通しです。
関西電力は、今月9日に「フル稼働」に達した大飯原発3号機に続き、4号機でも運転再開に向けて配管の洗浄や水漏れがないかの確認など、原子炉の起動に必要な準備や検査を進めてきました。
そして、原子炉の起動に向けて制御棒の動作を確認するなど最終段階の検査を18日午後5時前にすべて終え、いずれも問題はなかったということです。
このため関西電力は、18日午後9時から牧野経済産業副大臣の立ち会いのもと、制御棒を引き抜き始め、4号機の原子炉を起動しました。
4号機では、作業が予定どおり進めば、19日の午前6時に原子炉で核分裂が連続して起こる「臨界」に達し、早ければ21日に発電を開始して25日には「フル稼働」に達する見通しです。
大飯原発3号機に加え、4号機もフル稼働に達すれば、関西電力の最も出力の大きい原発2基が運転することになり、政府は、節電目標の見直しについて、中部電力や北陸電力、それに中国電力管内の数値目標を解除する見通しを示しています。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|