ソーシャルリクルーティング系サービスの「Forkwell」が紹介報酬を提供する機能を追加。なかなか画期的です。
友達を紹介すれば手数料ゲット
国内では前例がないので、ちょっと分かりにくいです。「ソーシャルリクルーティングの世界」から画像を引用させて頂きながら、詳しく仕組みをご説明。
まず、求人企業が求人票をForkwell上で発行します。
①求人企業の社員とForkwell上で繋がっている
②Forkwell上の友達が「サポーター」として既に求人情報を拡散している
この2パターンのどちらか、または両方に該当する場合、ユーザーは求人情報を拡散することができるようになります。拡散した求人情報から採用者が現れれば、紹介手数料をもらえる、というモデルです。
誰でも求人情報を拡散できるわけではないので、注意が必要です。この点はリファラル(人づての紹介)の質を保つ工夫なのでしょう。
例えばgarbsの求人は、メンバーとサポーターに友達がいるため、拡散することができました。
チームラボの求人には、関係する友達がいないため、拡散することができませんでした。
さて、晴れて僕が拡散したリンクから応募者が現れ、採用されると、紹介手数料が僕に支払われることになります。
人材紹介って免許いらないの?法的なところは大丈夫?と勝手に不安になってしまいますが、
紹介者は、求人を応援(シェア)する際に、Forkwellを運営する株式会社garbs(有料職業紹介事業者)と業務委託契約を結び、委託料として報酬をうけとる仕組み。
なお、有料職業紹介事業者ではない一個人が紹介報酬を受け取ることができる仕組みは、国内では初となります。
国内初!『紹介報酬付き』リファーラルリクルーティングサービスを、ITエンジニア・クリエイター向けサイト「Forkwell」が開始
とのこと。読んでもよくわかりませんが、法的には問題ないということでしょう笑
僕の周りにはあまりエンジニアがいないので、実際マッチングされる確率は低そうですが、15万円以上という紹介手数料はかなり美味しい感じです。人脈がホントにある人は、もしかしたらForkwellの紹介手数料だけで食べていけるかもしれませんね。
縁故採用2.0
この手の「リファラル系」のサービスは海外ではかなり盛り上がっているようで、Zao、RolePointといったサービスが目立っているようです(参考:新サービスが続々!激動する世界のソーシャルリクルーティング事情/2012年上半期まとめ)。
「リファラルリクルーティング」の台頭は、言い換えれば、ソーシャルウェブによって「縁故採用」がバージョンアップしている、ともいえるでしょう。
特に、「来るもの拒まず」式の就活の非効率さは、いい加減常識になりつつあります。今後採用活動においては、デジタルツールを用いた「人づて」フィルターが注目されていくのでしょう。
良いお小遣いにもなると思いますので、ぜひForkwellの求人情報をチェックしてみてください。