広島が執念の逆転サヨナラ勝ちで待望の貯金1をゲットした。17日の中日戦(マツダスタジアム)は0—2で迎えた9回、相手守護神・岩瀬を攻め、堂林と迎の適時打で同点。最後は石原が見事にスクイズを決め、劇的勝利を勝ち取った。10勝目を狙った先発・前田健は自らの守備のエラーから先制点を献上するなど、7回2失点。好調な打線もこの日は8回まで散発の4安打に抑え込まれたが、土壇場で見事な粘りを見せ、5連勝。これで〝勝率5割ターン〟が確定した。
土壇場の9回。ヤング赤ヘルが見事な粘りでモリミチ竜を撃破した。まずは菊池と梵が連打しチャンスメーク。岩本は二飛に倒れたが、続く堂林は右前に適時打。さらに丸の代打で打席に立った迎も中前に運び、一気に同点だ。
岩瀬と谷繁のバッテリーは続く広瀬との勝負を避け、満塁で石原と対戦。「みんなでつないでつくったチャンス。なんとしてでもモノにしたかった』というベテランはここで冷静にスクイズを決め、チームに今季2度目の劇的勝利をもたらした。
8回までは敗戦濃厚だった。先発のエース・前田健は2回までに3三振を奪い、球速も最速149キロを計測するなど抜群の安定感を見せていたが、3回に落とし穴が待っていた。一死から堂上直にこの日初めての安打を許すと直後の岩田の送りバントの処理で二塁のアウトを狙ったもののこれが送球エラーとなり、ピンチが拡大した。
その後、大島にも安打を打たれて二死満塁とすると和田に2点適時打を浴びて、先制点を献上。ゴールデン・グラブを受賞するなどフィールディングには自信がある前田健だが、珍しいミスが致命傷となってしまった。しかし、3回以降は走者を出しながらも気迫で要所を抑えてエースの意地を見せた。
自分に課した目標は達成できなかった。「できれば勝って10勝して終われればベストだと思う」と沢村賞を受賞した2010年と同じく前半戦での2ケタ勝利を目指していた。また自分の力で5割ターンを確定させるつもりだった。だがすべての狙いを打ち砕かれた。
打線も前夜までの勢いはどこへやら…。中日・岩田に4回まで無安打に抑えられる沈黙ぶり。それでも若ゴイは最後まで勝負をあきらめず、逆転サヨナラ勝ちという最高の結果をつかみ取った。
これで5連勝。3位ヤクルトにゲーム差なしと肉薄した。
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