富士山ふもとにトリュフ 新種の可能性も
富士山のふもとの山梨県富士吉田市で、世界三大珍味の1つのトリュフが自生しているのが11日までに見つかった。国内での発見は珍しく、鑑定をした山梨県森林総合研究所は「新種の可能性もある」としている。
見つかったのは同市の「ホテルハイランドリゾート」の敷地内で、9月初旬に3-6センチのトリュフ7個が見つかった。昨年11月にも同じ所でモミジの葉を集めていたホテルの中野博総料理長が2個見つけたという。
同研究所によると、胞子のとげがほかのトリュフより長いなどの特徴から新種の可能性があり、自生した理由や品種の特定などの研究を続ける。
トリュフはフォアグラ、キャビアと並ぶ珍味で、フランス料理に使われる。
【共同通信】
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