阿蘇ファームランドグループの阿蘇バイオテック(南阿蘇村、長根寿陽社長)は、キャビア、フォアグラと並び世界三大珍味の一つとされる高級キノコ、トリュフの人工栽培研究を始める。フランスのトリュフ生産大手ペベールと共同研究を進めることでこのほど基本合意した。
トリュフは、カシやクルミなどの幼木の根に菌を寄生させて地中で育て、犬や豚に探させて収穫する。人工栽培が困難なため希少価値があり、国内では食用の本格的な生産例はないという。
バイオテックでは、温度や湿度などを制御できる自社施設で、ヤマブシタケや鹿角霊芝[ろっかくれいし]など機能性キノコ類の生産を研究。そのノウハウを生かし、ペベール社の情報…
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2010/10/28 08:24
【熊本日日新聞】
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