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リニアコライダー候補地は佐賀と岩手 誘致を本格化へ

 宇宙誕生の瞬間のビッグバンを再現する次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」建設構想で、佐賀県は4日、福岡県と共同で進めている国内有力候補地・脊振山系への誘致活動を強化する方針を明らかにした。新年度に地質調査を始め、国際科学研究都市構想を策定、専任職員3人を配置する予定。

 

 県によると、昨秋の日本物理学会で脊振山系(佐賀、福岡)と北上山地(岩手)2カ所が有力候補地に挙がった。欧州や米国などを含め候補地は4、5カ所で、世界の研究者でつくるILC運営委員会が2012年末に最終候補地を絞る目標を掲げている。

 

 県は最終候補地となるためには花こう岩帯が広がる脊振山系の優位性を早期に示す必要があると判断した。既存の地質データを集め、佐賀大と九州大の協力を得て調査する。2千万円程度を予算化する。建設が実現すれば、研究所を核に数千人が滞在するとされ、経済波及効果推計や研究都市構想を策定しアピールする。

 

 ILCは地下トンネル内に造る全長30~50キロに及ぶ超大型実験装置。真空パイプの両端から電子と陽電子を光速で衝突させ、宇宙誕生時を“再現”し、発生する素粒子を観測、宇宙の起源を解明する。建設費は8千億円規模で、アジアや欧米が進める国際協力プロジェクト。ただ建設時期や場所は未定。政府方針も決まっていない。

 

 古川康知事は「国内で候補地を決める作業がスタートする可能性があり、ぜひ立候補していきたい。誘致活動を通じて基礎科学に関心を持つ子供を増やし、将来の人材育成にもつながると期待している」と話した。

2011年01月05日更新
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