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【プロ野球】巨人独走5差 貯金20 4年ぶり阪神戦6連勝2012年7月18日 紙面から
◇巨人4−3阪神巨人が貯金を20とした。1回に阿部の2点適時打で先制。3回は坂本が2ラン。1点リードの5回途中から継投に入り、8、9回を抑えた西村が2勝目。阪神は3連敗で借金が今季最多の10。巨人戦は6連敗。6回以降は無安打だった。 ◇ 先発が転んでも鉄壁のブルペンが白星を逃さない。原巨人が救援4投手の無安打リレーで1点差を守り抜いた。同一シーズンでの阪神戦6連勝は4年ぶりだ。貯金は20。43でシーズンを終えた2009年10月12日以来となる大台に到達した。 「数字は上がったり下がったりする。あまり意識はしていませんよ。みなさん(新聞社)の部数ぐらい(意識はしていない)です」。原監督の口元が緩む。新聞社は部数を気にします−。そう返されると「じゃあ、少しは気にした方がいいのかな」。試合後の問答には、首位を走る余裕がにじんだ。 序盤に4点をもらったゴンザレスが中盤に3点を失うと、勝利投手の権利を手にする目前の5回2死で非情の降板指令。「何とか5イニングは、というのはあったですが、チームが勝つことが一番」。盤石の救援陣に託す。この決断がはまった。 2番手の高木康をはさみ、川口投手総合コーチも「9回を任せてもいいぐらい」と評価するルーキー田原が、初めての伝統の一戦で度胸満点の投球。絶対的セットアッパーの山口が7回をピシャリと抑え、最後はスタミナ自慢の西村が2イニングを締めた。 交流戦明けの21試合中14試合に登板していたマシソンは体の張りを考慮して休養。それでも、阪神打線に1本の安打も許さず、4人で13個のアウトを奪った。「リリーフの勝利」。原監督は胸を張った。 4月22日のヤクルト戦に負けた時点で、借金7。チームが過去優勝したことのない領域に入ったが、これを最後に次のDeNA戦以降は上昇気流に乗り続けている。今回の阪神3連戦も勝ち越しを決め、連続カード負け越しなしは26に伸びた。敗れた高木竜とは5ゲーム差。球宴休みを控え、早くも独走ムードが漂ってきた。 (井上学) PR情報
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