大阪市の天王寺動物園で飼育されていた国内最高齢のキリンが、きょう午後、死にました。27歳でした。
1986年に天王寺動物園にやってきたアミメキリン「ハルミ」。愛らしい表情で、長年にわたって訪れる人たちを楽しませ、6頭の子どもを出産しました。しかし、おととしから前足のひづめを病気で痛め、この1年間は、客の前に姿を現すことができませんでした。そしてきょう、午後1時に息を引き取りました。国内のキリンとしては最高齢の27歳で、人間でいえば100歳近い高齢でした。長年にわたって親しまれた「ハルミ」を悼んで、天王寺動物園は、明日にも園内に献花台を設置する予定です。
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