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将来の夢は漫画家ながらも 小さい頃から絵を描くのが好きで、将来は漫画家さんになりたかったんです。『ちゃお』が大好きで『ちゃお』に載っているような少女漫画を描きたくて真似して描いていました。休み時間は教室で絵を描いている、そんなコで、絵が得意なことくらいしか取り柄がなかったし、その道でがんばっていくしかないな、と思っていました。でもこのシゴトをはじめたのは、AKBをテレビで観たから。同世代の女の子ががんばっている姿がいいなと思ったし、曲や衣装もとっても好きだったんです。だから「芸能界に入りたい!」という気持ちではなくて「AKBが大好き」という気持ちでオーディションに応募 |
したのがきっかけです。それまでも「芸能界に入りませんか?」とスカウトされても断っていましたし、興味はなかったんです。芸能界ではなくAKB、その気持ちでシゴトをはじめました。実際にAKBに入ってみると最初は毎日レッスンが厳しくて、慣れるまでは大変でした。AKBシアターのデビュー公演のために、とにかくダンスの基礎を教えてもらうんです。ステップやリズムの取りかた、身体の動かしかた、etc…。私はダンスどころか運動の経験もほとんどなかったので本当にできなくて、正直、たくさん怒られていました。でも夢への第一歩だったので、嫌にはなりませんでした。むしろ「がんばってこれを乗り越えてデビューしたい」という気持ちで居残り練習をしていました。 |
ソロ活動や女優業の経験が 厳しいレッスンを経てのAKBの舞台。ずっと憧れていた、まさに「夢の舞台」ですから単純にうれしかったし、やっぱり楽しいです。その気持ちはいまも変わっていません。ただ、オーディションに受かった瞬間も、その翌日も、これもずっとですけど、なんだか不思議な気分なんです。いまもAKBの一員として活動していますが冷静に考えると「私、AKBなんだ。信じられないな」と、実感がない部分があります。それでも最近はシゴトをしているという自覚も出てきたような気がします。最初は学校も通っていたし、どうしても放課後の部活みたいな感覚がありました。でも高校を卒業し、お父さんから「社会人としての自覚をもちなさい」と言われたのが大きかったかもしれません。お父さん、厳しいんです。感謝しています。与えられたシゴトはきちんとする。当たり前のことかもしれないけど、きちんと考えるようになりました。以前は周囲の大人やメンバーに甘えていたかもしれません。でも今年からソロで活動もスタートし、責任や緊張が大きくなり、いつも以上にお父さんの言葉を思い出しています。演技のシゴトはとっても難しくて、刺激になっています。もっともっと勉強していきたいです。 |
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現状に決して甘えず デビューしたばかりの頃は「AKBに入った」という事実と毎日のシゴトでいっぱいいっぱいだったんですけど、メンバーはそれぞれ徐々に将来のこと、自分の夢のことを考えるようになっている気がします。最初から「女優になりたい」という気持ちがあったコもいるし、私のようにAKBに入って多くの経験をするうちに「ああ、こういうシゴトが向いているかもな」と気づく場合もある。人それぞれですね。やりたいことは本当にたくさんありますし、まだいまは多くの経験をしたいので、いただけるシゴト、出させていただける |
番組、なんでもうれしいです。新しいことにどんどん挑戦することによって、新しい自分が見えてくる気がします。いまは「パリの美術館や、ヨーロッパ各地の古城をナビゲートする」みたいなおシゴトに挑戦してみたいです。え? 旅行に行きたいだけ(笑)。多くの経験を積みながらもっと演技を勉強し、歌って踊るシゴトも続けていく。このふたつを両方、バランスよくやっていけたらいいな、と思います。とにかく私なんて、まだまだなんです。たくさんのみなさんが応援してくださるし、「よかったよ」とほめていただくこともあります。でもダメです、ダメなんです。状況に甘ったれちゃ。そういう気持ちでシゴトを続けていこうと思っています。 |
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