前原氏 オスプレイで政権批判

7月17日 23時37分

民主党の前原政策調査会長は、記者会見で、アメリカ軍の最新型輸送機「オスプレイ」の沖縄への配備計画について、「野田総理大臣も藤村官房長官も、沖縄県や山口県の民意を少し軽く考えすぎているのではないか」と述べ野田政権の対応を批判しました。

この中で、前原政策調査会長は「今の配備計画をそのまま押しつけて、理解を得られるのか。野田総理大臣も、藤村官房長官も、沖縄県や山口県の民意を少し軽く考えすぎているのではないか。見通しが甘いと言わざるを得ない」と述べました。
そのうえで、前原氏は「本当に日米同盟が大事だと考えるのなら、アメリカと、もう一度交渉するのが大局的な考えだ」と述べ、配備計画の見直しに向けて、政府は改めてアメリカとの交渉を行うべきだという考えを示しました。
さらに、前原氏は、オスプレイの配備計画を巡って、党としての見解を取りまとめる考えを示しました。