恋かぁ～。
いいなぁ～、恋って。
私には遠い遠い昔の事でしかない恋。

エェ～、なんですって、恋で悩んでいるのですか。
「うらやましいなぁ～」
確かに恋をしている時は心が痛くなったりもします。

でもネ。
私の年令になると心が痛かった事は不思議と消えているものなのですよ。
ただ、自分が輝いていた若い頃の事が懐かしく思い出されます。
だから、今の恋を楽しんで下さい。
その恋が上手く行く行かないではなく、自分の人生の一時の恋と云う最高の思いを楽しむのです。

7月12日（木）午前10時07分です。
人間が織りなす歴史を振り返ってみて、何と争いの多い事。

戦争が起きたから、国が誕生したのかもしれませんが、皇位継承を巡り、叔父と甥が内乱を起こした壬申の乱、骨肉の争いが招いた保元・平治の乱、子供に裏切られ敗死した斎藤道三もいます。

人間って、いったいどの様な生き物なのでしょうネ。
誰もが望むであろう「人間愛」。
なのに、戦いが多過ぎました。

あの応仁の乱は、いったい何だったのでしょうネ。20万を越えた兵が全国から集結し、京都で11年も戦ったのでしょう。
日本の至る所で起きた戦い。

こんな日本なのにご先祖様が現世の人に取り憑き悪さをすると言っておられる人がおられるとか。もしかすると、私のご先祖様も戦に参加して人を殺めたかもしれません。

私ネ、いつもこのように思うのです。
祟りってネ、現世に生きる人々の言い訳のように思えるのです。確かに不可思議な出来事はあります。だけど、ご先祖様のせいにだけはしたくありません。

日清戦争だって未だ118年も経っていないのでしょう。さすがに日清戦争の体験者は今世にはおられないと思います。亡くなった明治37年生まれの父だったら、もしかすると何か知っていたかもしれませんが、人が人の命を奪う出来事が歴史なら、私達が生きている間に戦のない地球をつくりたいと思います。

そうすると何千年か経った時、人々からこの祟りと云う言葉が死語になる事でしょう。
私達の住む日本は現在、大災害さえなければ平和です。この平和な時代に私達は生きています。どうか、思い遣りの心だけは忘れずにお過ごしになって下さい。