« 大好きなペリンガー社のクローム革 | メイン | 月末恒例ベルト作りと威嚇顔のチャー »

一週間に2回もバーに行ってしまったぁ~

%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%A7%E4%B8%80%E6%9C%8D.jpg

先週私は2度もバーへ行った。
火曜日に東京からきた若い連中とワイワイガヤガヤ、パパヘミングウエイへ。
ここは気軽に行けるくつろぎのバー。
木曜日は東京・浅草の少しスタイリッシュなバーなんぞに立ち寄ってしまった。
ここではアルコール度数が高ぁ~いアイラのカスクなんぞを飲んだものだから、
初めてフラフラ千鳥足。

私はバーの雰囲気が居心地良くて大好きです。
バーテンダーのお茶の作法を見るような静かな所作が素敵だし、
何気ない控え目な会話のバランスが絶妙で、
「大人のワンダーランド」という言葉が脳裏をかすめる。

私はバーなんて50歳過ぎるまで行ったことがなかった。
アルコールを全然受けつけない体質だと感じてこの年まで来た。
バーに行き始めて最初はノンアルコールのカクテルなんぞを嗜んでいたのに、
去年の暮あたりからウイスキーなら少し楽しめる自分を知ってしまった。
シガーを吸いながらシングルモルトを楽しむおじさんになるなんて、自分自身驚きであります。

ウィスキーなら飲める事を知って、シングルモルトを何本か購入し、
夜な夜なちびりちびり飲みながらブログを書こうと思ったけれど、
バーで飲む時のようには楽しめない。
マッカランは半分から減っていないし、
バランザックで味わった香りに魅了され入手したリンクウッドはまだ口を開けてない。

私はウィスキーが特別好きなのではなくバーの雰囲気が好きで、
ウィスキーはバーで飲む時のみ特別なモノに私の中で変化する事に気づいた。

こんな50過ぎおじさんに誰がした?
まず元凶は私より10歳年下のF夫妻だぁ~。
時計の魅力を語り、シガーとバーの魔力を伝授した。
うぶなおじさんの私は、免疫力をまるで持っていなくて魔の世界へ~
その後追い打ちかけるように東京のN氏とT氏が来神するたびに、
プレゼントなんて言って葉巻を持参し、
その夜は渋いバー「バランザック」に行くに至って、
この大人のワンダーランドから抜け出せぬおじさんへと変貌していったぁ~。

でもこの悪魔の使いたちには感謝しています。
今週もまた私はバーに行くことが決まっております。
大人のワンダーランドへ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kabanya.net/cgi-bin/weblog/mt-tb.cgi/593

コメント (2)

「悪魔の使いのN」と呼ばれて・・・:

ご無沙汰しております。
「悪魔の使いのN」です。
マスターの万年筆病や時計病が重症化した際に、葉巻は精神を沈静化し、バーは自己満足のいく懺悔を行う神聖な場として、欠かせない存在になっているものと拝察いたします。
本来は悪魔ごときが穢してはいけない場ですが、マスターの病が癒されるのであれば、山手線沿線の魔界のとある一室にご案内し、魂の救済をお手伝いしますので、上京の折は悪魔めにお声掛けくださいますようお願い申し上げます。
なお、マスターのダレスをもった亡霊がウヨウヨと出てきても、無視していただいて結構ですから、ご容赦願います。

ル・ボナー松本:

「悪魔の使いのN」と呼ばれて さん

お久しぶりのコメントありがとうございまぁ~す。気が付きませんでした。モノ好き病沈静化の薬と懺悔の場所だったんだ。シガーとバーは。そう考えると思い当たるところが~?。
Nさんの布教のおかげで、前回一緒に来られた方(取材に遭遇した時)もダレスを2つも注文されましたよ~。ありがとうございます。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年05月26日 21:30に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「大好きなペリンガー社のクローム革」です。

次の投稿は「月末恒例ベルト作りと威嚇顔のチャー」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35