NHK福岡のニュース　福岡放送局

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がれき受け入れ反対で提訴へ

北九州市が宮城県石巻市からのがれきの受け入れを来月にも始めることについて、受け入れに反対する市民グループのメンバーらが、「精神的な苦痛を受けている」などとして、北九州市と宮城県を相手どり、損害賠償を求める訴えを起こすことになりました。
訴えを起こすのは、北九州市のがれき受け入れに反対している市民グループの「ひなん者お話しの会」のメンバーです。
グループでは、「宮城県内で発生したがれきの推計量が当初より減ったにも関わらず、北九州市は、必要性のないがれきの受け入れを進めようとしていて、精神的な苦痛を受けている」と主張し、北九州市と宮城県に損害賠償を求めることにしています。
グループの代理人の斎藤利幸弁護士によりますと、今後、原告団に加わる市民らを募るとともに、請求金額についても検討し、早ければ今月中に、福岡地方裁判所小倉支部に訴えを起こすということです。
斎藤弁護士は、「訴訟を通じ、北九州市と宮城県が進めている広域処理の違法性を明らかにしたい」と話しています。
これについて北九州市は、「今の段階ではコメントできません」としています。

07月17日　19時25分

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