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熱中症 688人搬送1人死亡
7月17日 18時55分

熱中症 688人搬送1人死亡

NHKが全国の放送局を通じて午後5時現在でまとめたところ、この猛暑のなか、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は45の都道府県の688人に上り、このうち富山県の55歳の男性が死亡しました。

富山県では、17日午後1時前、滑川市寺町の北陸自動車道の上り線で、車道の舗装工事をしていた滑川市の55歳の男性作業員が作業中に意識を失い、病院に運ばれました。
消防によりますと、男性は心肺停止の状態で、まもなく死亡し、熱中症になった可能性が高いとみられています。
また、京都市では祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行の沿道の周辺で7人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。
消防によりますと、いずれも症状は軽いということです。
埼玉県では17日午後2時前、久喜市西大輪で竹やぶの伐採をしていた76歳の男性が倒れているのを家族が見つけました。
消防によりますと、男性は体温が高いことなどから熱中症と診断されて病院で手当てを受けていますが、意識不明の重体です。
埼玉県では、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人が全国で最も多く、17日午後5時までに78人に上り、このうち2人が意識不明の重体となっています。

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