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国際
オスプレイ事故、米調査報告「操縦ミス」濃厚 過去には意見対立も
【ワシントン=佐々木類】今年、モロッコと米フロリダ州で米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイが起こした墜落事故について、国防総省の調査委員会が今夏にまとめる報告書では、事故は操縦ミスで機体構造に問題はないと結論付ける可能性が濃厚だ。ただ、2年前のアフガニスタンでの墜落事故については、国防総省内で事故原因をめぐる意見対立が表面化するなど、原因究明には課題も残っている。
相次ぐトラブルに安全性への疑問が寄せられ、沖縄県などが受け入れへの反対姿勢を強めているオスプレイ。今月9日には米国内で訓練中に機体トラブルが発生、ノースカロライナ州に緊急着陸した。
事故ではないが、米軍はこれまで死傷事故が起きるたびに機体トラブルを否定してきただけに、関係者に衝撃が走った。
実際、事故調は4月のモロッコでの事故について、操縦士がスピード不足のまま垂直飛行から水平飛行に移ろうとしてバランスを失って墜落した、との見方を強めているという。
墜落したオスプレイは海兵隊仕様のMV22で、海兵隊は事故調に対し、操縦マニュアルに従わなかった人為的な事故で、「機体の設計や部品に問題はない」と報告している。
6月のフロリダ州での墜落事故は空軍仕様のCV22。これまでの調べで事故調は、2機編隊で飛行中、2機が接近し過ぎて、後方の機体が前方を飛ぶ機体の乱気流に巻き込まれてバランスを崩したとみているという。
2010年4月にも、アフガニスタンで夜間戦闘中、CV22が墜落、4人が死亡している。
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