世界マジック・オリンピック、韓国の独壇場に

ユ・ホジンさんが全体グランプリ

ほかにも1分野で1、2、3位を席巻

 韓国のマジシャンたちが世界を制覇した。

 釜山国際マジック・フェスティバル組織委員会は「今月9日から14日にかけて英国ブラックプールで開催された『第25回世界マジック・オリンピック(FISM)ワールドチャンピオンシップ』で、ユ・ホジンさん(20)=東釜山大=がグランプリを受賞するなど、主要分野で韓国のマジシャンたちが賞を総なめにした」と16日発表した。3年ごとに開催される同オリンピックは、六つの大陸別予選を経て出場する約140人のマジシャンが技量を競う、マジック界最大のイベントだ。同オリンピックでアジア人がグランプリを受賞するのは、60年の歴史上初めて。

 ユさんはカードとバラを使って繰り広げたマジックで「マニピュレーション(修練技)」部門1位となり、さらにモーストオリジナル、インベンション、ジェネラルマジック、クローズアップ・カード・マジックなど、大会全分野の1位と競って勝利した。特に最後の競技では「欧州マジック界の伝説」と呼ばれるマルコ・カルボさん(フィンランド)を制し、関係者を驚かせた。ユさんは2010年に釜山国際マジックフェスティバルのステージ部門で2位、イタリア・マジック・コンベンション優勝、FISMアジア・ステージ部門グランプリなどを受賞した経験のある実力派だ。

 韓国はこの大会で、最年少ステージグランプリ、国家別最多受賞(8分野)、1分野(マニピュレーション)1、2、3位席巻など、珍記録を打ち立てた。

 今回の世界マジック・オリンピックには地域別予選を通過した50カ国約150人が出場し、韓国はユ・ホジンさん、ハ・ウォングンさん(21)など6人が八つの賞を受賞した。マジック・オリンピック本戦の5部門全体の24賞のうち、3分の1を韓国が独占したことになる。

 これについて、世界マジック連盟のエリック・エスウィン会長は「今や世界のマジックの顔は韓国だ」と話した。

釜山= 朴柱栄(パク・チュヨン)記者
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