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2012年7月16日(月) 19:35 |
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瀬戸内市の朝日寺で「投げ銭供養」
瀬戸内市邑久町の朝日寺で、初盆を迎える人を供養する法要「投げ銭供養」が行われました。 全国的にも珍しい風習です。
紙に包まれた賽銭を寺の祭壇に向かって投げ入れる「投げ銭供養」です。 「投げ銭供養」の歴史は古く、船で全国を巡る廻船業が盛んだった今からおよそ300年前の江戸時代中期に、檀家の人たちが亡くなった仲間たちの霊を供養するため、小銭を持ち寄ったのが始まりと伝えられています。 寺の住職らが故人の戒名を読みあげると、集まった檀家の人など約350人が力を込めて賽銭を投げ入れていきます。 「投げ銭供養」は、瀬戸内市の重要無形文化財に指定されています。 寺では、今後も地域に根付く風習を守り続けていくことにしています。
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