米ヤフー新CEOにグーグルのメイヤー氏、予想外の人選

2012年 07月 17日 09:02 JST
 
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[サンフランシスコ 16日 ロイター] 米ネット検索大手ヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)は16日、グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)のマリッサ・メイヤー氏を新最高経営責任者(CEO)に起用すると明らかにした。就任は17日付。

新CEO発表を受け、時間外取引でヤフー株は2%上昇した。

メイヤー氏はグーグル初の女性エンジニアとして知られ、検索エンジンの設計など、さまざまな事業において中心的な役割を果たしてきた。

ヤフーはこれまで、ロス・レビンソン暫定CEOを新CEOに昇格させるとみられていたため、メイヤー氏の起用はサプライズ人事となった。

メイヤー氏は、ヤフーにとってここ1年で3人目のCEO。ヤフーでは、昨年9月にキャロル・バーツ氏がCEOを退任、後任のスコット・トンプソン氏も今年5月に、学歴詐称問題で辞任に追い込まれている。

市場では、コンテンツよりも技術が得意とされるメイヤー氏の起用について、ヤフーが今後、オンラインコンテンツではなく、ウェブ向け技術や製品に再び注力する戦略をとるシグナルと受け止められている。

ベンチャー・キャピタリストのマーク・アンドリーセン氏は、コロラド州アスペンで開催されたフォーチュン誌主催の業界会合で「今回の人選は、ヤフーのプロダクト中心主義宣言だと解釈できる」と指摘した。

アンドリーセン氏は、スティーブ・ジョブズ氏の下で復活を遂げた米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)を例にとり、ハイテク企業の立て直しは可能、と強調。「マリッサ(・メイヤー氏)は大役を担うことになる」と述べた。

メイヤー氏は16日、ツイッターで「大変興奮している」と述べた。

*内容を追加します。

7月16日、米ネット検索大手ヤフーは、グーグルのマリッサ・メイヤー氏を新最高経営責任者(CEO)に起用すると明らかにした。2010年9月撮影(2012年 ロイター/Robert Galbraith)