毎日新聞の全国世論調査で次期衆院選の比例代表の投票先として「大阪維新の会」がトップになったことについて、代表の橋下徹・大阪市長は４日、「大変うれしい。ただ、既存政党に対する不信の裏返しで、積極的な維新の会への応援ではないと思う」と述べた。

　地域別でも全ブロックで維新が１位になり、橋下市長は「大阪でやっているような公務員改革や教育改革など一連の取り組みが、北海道や九州でも望まれているのかもしれない。調子に乗らないようにメンバーを引き締めていきたい」と手応えを感じていた。

　２、３日に実施した全国世論調査では、維新が次期衆院選に候補者を立てた場合、比例代表の投票先は維新２８％、自民１６％、民主１４％の順となった。【原田啓之】