NHK佐賀県のニュース 佐賀放送局
売茶翁の没後250年展
江戸時代に煎茶を広めた売茶翁の功績をたたえる展示会が15日から佐賀市柳町の佐賀市歴史民俗館で始まりました。現在の佐賀市蓮池町で生まれた売茶翁は、江戸時代に煎茶を広めたことで知られています。今回の展示会はことしが売茶翁が亡くなって250年にあたることからあらためて功績をたたえようと、企画されたものです。15日は初めに、開会を祝う記念のセレモニーが行われ、関係者らおよそ300人が参加しました。会場には売茶翁の茶道具や掛け軸などゆかりの品およそ40点が展示されていて、このうち、売茶翁が30歳ころに佐賀で実際に使ったとされる茶わんは、蓮池藩の8代藩主、鍋島直与もこの茶わんで茶を飲んだという記録が残っています。また、「売茶翁像ほか貼合」といわれる掛け軸は、売茶翁の直筆で、「私は偉人などではないただの老人だが、一杯の茶に全力をささげる」という意味の漢詩が書かれています。この展示会は休館日の月曜日を除いて来月12日まで佐賀市の佐賀市歴史民俗館で開かれています。
07月15日 20時27分
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