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標葉郷、小高郷で出陣 2年ぶり野馬追

2012年07月16日 09時52分配信

2年ぶりに通常の規模で開催される国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」。

28日の開幕を前に、南相馬市小高区の相馬小高神社を供奉する標葉郷、小高郷両騎馬会の出陣式は15日、二本松市と南相馬市でそれぞれ行われた。

標葉郷騎馬会の出陣式は、二本松市のウェディングパレスかねすいで行われた。

東京電力福島第1原発事故のため全町避難している浪江、双葉、大熊3町の39人の騎馬武者が苦難を乗り越え、出陣で武勲を立てることを誓った。

林茂騎馬会長と山本幸男郷大将があいさつした。

相馬野馬追執行委員長の桜井勝延南相馬市長、中島三喜軍師、馬場有浪江町長、三保恵一二本松市長、吉田数博浪江町議会議長が祝辞を述べ、武勲を祈った。

小高郷騎馬会の出陣式は南相馬市原町区のニューさいとうで行われ、騎馬会員ら約60人が出席した。

本田信夫会長と相馬胤茂相馬小高神社禰宜があいさつした。

松本充弘副軍師が訓示した。

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