「自殺」と中国当局
2012年7月12日
【香港共同】中国湖南省の民主活動家、李旺陽氏が不審死した事件で、同省公安庁は死因が首つり自殺だったとする調査報告書をまとめた。中国系の香港中国通信社(電子版)を通じて12日、公表した。
一方、香港メディアによると、李氏の支援者からは調査の独立性を疑問視する声が上がった。
李氏は6月6日、同省邵陽市の病院の病室で首をつった状態で死亡しているのが見つかった。だが、支援者らは発見時に李氏の両足が床に着いているなど不審な点があるとし、当局による偽装の可能性を指摘。胡錦濤国家主席の訪問に合わせて7月1日に香港で行われた大規模デモでも真相究明を求めていた。
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