畳紙(たとうし)
畳紙はそれこそピンからキリまで・・・私が消費者の時に最も優れた厚手の和紙を使用していたのは志ま亀。
他のお店の畳紙は一定の時期を過ぎるとへにゃへにゃしてきますが
あちらの畳紙は本当に素晴らしく、十年近く経った今でも遜色ありません。
この畳紙に感動したので、けらく菴で仕立てをして納める場合は同じ材質の畳紙に納めてお届けしていますが、
殆どのお客様は仕立て業者と直のお取引を望まれ、生地のみのご購入・・・・最近とんと出番がありません。
畳紙はそれこそピンからキリまで・・・私が消費者の時に最も優れた厚手の和紙を使用していたのは志ま亀。
他のお店の畳紙は一定の時期を過ぎるとへにゃへにゃしてきますが
あちらの畳紙は本当に素晴らしく、十年近く経った今でも遜色ありません。
この畳紙に感動したので、けらく菴で仕立てをして納める場合は同じ材質の畳紙に納めてお届けしていますが、
殆どのお客様は仕立て業者と直のお取引を望まれ、生地のみのご購入・・・・最近とんと出番がありません。
仕立て屋さんやお手入屋さんにブツの発送をお願いする際、
・畳紙不要
・三つ畳み
・ビニール
・・・を徹底いただいております。
なもんで、開けるとこんな感じ↓
この日は急な上洛が決まり、お針子ちゃんから届いたばかりの紋紗を着ました。
各地でゲリラ豪雨が囁かれていたので、麻の方が安心と言えば安心だったのですが、
その時はその時。
焼かれたり破かれたりしない限り、絹は蘇生するのどす・・・・
地紋は大好きな立湧。
白生地の段階でかなりイメージが固まっており、
水浅葱に染める以外の加工は一切無です。
ゆくゆくは縫いか箔で地紋お越しでも?
まだ妄想の段階ですが、そのうち形にしてお目にかけますね。
色無地と言えばそれまでなんですが、
絽と違って改まり感は比較的少なく、八寸すら乗ってしまいます。
そして、今月来月と続くカジュアルなコトブキ出席には
これ+袋帯でも良いかな、などと思案。
一人だけめかし込む違和感って皆さんも経験おありでしょうけど、
この着物なら砕け洋装の中でもすんなりかなって。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、それもまたその時。
バタバタ仰ぐのは行儀悪いし格好悪い・・・けど、
そうしたくなる暑さでした。
三年ほど前に作った絽塩瀬の染め帯です。
“金魚の可愛さそのままで、うちの着物に合わせやすい帯を・・・”と、
金魚=赤という通常の配色を丸無視。
現場から何度も念押されましたけれど、あくまでも色とモチーフだけを重視しました。
墨の地色に、灰鼠にラベンダーとライラックと灰鼠の金魚。
ボカシを効かせて水の清涼感を出すのに苦労しました。
水流に巻き込まれる金魚のアタフタ感は
毎日の水換えの経験ならでは・・・(笑)
金魚の角度でうまく出せたと思います。
男性は1寸、女性5分5厘。
この小さな丸の中に宇宙を感じます。
また今週も木綿です。
#(井桁)大好物だし。
小帽子の技法で表現した四弁花二つ。
何かと帯に困る総柄の着物のためにデザインしてみたのは5年前。
実に使えて使いまくってますし、何気でポツポツ売れてます。
珍味好きって意外といるんですね。実感。
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