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日米高校生 被災地支援で交流7月15日 23時40分
日本語を学んでいるアメリカの高校生たちが東日本大震災の被災地岩手県陸前高田市を訪れ、現地の高校生たちと被災地支援について意見を交わしました。
これは、被災地の現状を知ってもらおうとNPOなどが企画したもので、アメリカの高校生32人が今月11日から2週間の日程で震災の被災地を訪れています。
15日、陸前高田市を訪れた一行は、市役所の仮庁舎で地元の高校生27人と一緒に「被災地のために何ができるか」をテーマに8つの班に分かれて意見交換をしました。そして、班ごとに意見交換の結果を発表し、世界中からの支援でできた絆をなくさないことや、日本の被災地で見てきたことをアメリカで伝え、震災を忘れないことが大切だといった意見が出されました。
アラスカ州から参加したティアーナ・ダーノさん(18)は「被災地を初めて見て涙が止まりませんでした。陸前高田で見たことをしっかりと伝えたいです」と話していました。また、高田高校3年の熊谷葉月さん(17)は「陸前高田が『被災地』としてではなく、国際交流が盛んな場所として世界で有名になれるように復興を支えていきたい」と話していました。
一行は、今月25日まで被災地の各地の高校生などと交流します。
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