◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
◆オリックス2―8西武(15日・ほっともっと神戸) 熱パだ! 混パだ!! 西武がオリックスを8―2で下して3連勝。最大9あった借金を完済し、今季初めて勝率を5割とした。同点の5回、打者一巡の猛攻で一挙6点を奪って突き放した。開幕からBクラスに甘んじていたV候補のレオ軍団が、いよいよ本領発揮。パ・リーグは首位・ロッテから5位・ソフトバンクまで5ゲーム差内となった。
一振りで猛牛軍団の息の根を止めた。5回、2点を勝ち越し、なおも1死満塁。浅村が香月の2球目、甘く入った直球をとらえた。右中間へと転がる走者一掃三塁打だ。「大振りせず、軽くコンパクトに打とうと思った」。2死後、栗山が右越え二塁打し、この回一挙6点。打者一巡の猛攻で、相手の戦意を喪失させた。
名誉挽回の一打だった。浅村は4回の一塁守備で送球ミスを犯し、同点に追いつかれる元凶となった。「打撃で取り返したかった」。オフには米球界挑戦を志した中島の後釜としても期待されていたが、開幕から打撃不振で2軍落ちも経験。6月下旬には「やる気を出そうと」丸刈りにした。バッグにB5の野球ノートとペンをしのばせ、試合後には反省点を書いて読み返す。ひたむきな姿勢が3安打3打点の結果に表れた。
西武は今季のV候補本命に位置づけられている。だが、開幕戦で日本ハム・斎藤に完投勝ちを許し、借金は最大9に膨らむなど、長い返済生活を余儀なくされた。77試合目で今季初めて勝率5割に到達し、最大11あった首位とのゲーム差を4にまで縮めた。
打線では片岡、先発陣では岸、西口、石井が戦線離脱中。盤石ではないが、浅村ら若い力や脇役が日替わりでヒーローになっている。主将の栗山は言う。「控え選手はチャンスが欲しくて仕方がなかったはず。それが今のチームに活力を与えている」
パは首位から5位まで5ゲーム差の混戦。渡辺監督は「シーズン途中からそうなる予感はあった」と想定内を強調する。栗山はナインの思いを「5割じゃ満足できない。貯金を1つでも増やしたい」と代弁した。勝負の夏。逆襲の獅子が、熱パの主役に躍り出る。
(2012年7月16日06時03分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)