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【プロ野球】楽天初の5割ターン確定 ロッテ3タテなら首位ターン2012年7月16日 紙面から
◇楽天5−0日本ハム楽天が快勝した。1回に鉄平の犠飛で先制し、6回には枡田、牧田の適時打など5安打を集めて4点を加えた。辛島は7イニングを3安打無失点で、5月23日以来の3勝目を挙げた。日本ハムは4安打で打線につながりがなかった。 よしっ!! 楽天・星野監督が選手と力強い勝利のハイタッチを繰り返した。投打がかみ合っての快勝で、2位・日本ハムとの3連戦で勝ち越し。貯金は再び3。球団創設8年目で初の前半戦5割ターンが決定。それどころか、首位ターンも見えてきた。 「若いのがいい仕事をしてくれている。満足していないが、のっていけるね」。会見で選手の頑張りをたたえた星野監督に前日のような怒りの色はない。5割ターンの感想を「勝負の世界で生きる者はある程度、5割がモチベーションになる」。こう語った後は「貯金があればニコニコしていられる。みなさんの家庭と同じように」と、お得意のジョークも飛び出した。 交流戦明けは12勝6敗1分けと絶好調。フロックではない。星野監督の我慢が実を結び始めた結果だ。今季は若手育成へ向け、忍の一字で枡田や銀次ら実績の少ない選手を起用。多少の失敗にも目をつぶってきた。 「今は経験を積ませなければ。それも、1軍の試合で」と星野監督。スパイスとして前日のような活を入れ、引き締めることもあるが、“星野チルドレン”は必死のアピールを試みる。この日は3試合連続で4番に抜てきした枡田が、1−0で迎えた6回1死二塁で中前適時打。中前打で出塁した銀次を生還させた。「昨日は好機をつぶしたので、あそこは意識してました」と枡田。その後も打線がつながり、この回一気に4点を奪って試合を決めた。 2位の日本ハムとの差は再び0・5。首位のロッテとの差も2・5に縮まった。16日からはそのロッテと直接対決。3連勝すれば首位ターンとなる。日本ハムが前半戦の残り2試合を2勝しても、勝率で並び、首位での折り返しとなるのだ。闘将の心も燃える。「もちろん、勝ち越しをね」と、ちょっぴり控えめに語ったが、心の底から狙うのは、一気の奪首だ。 (川越亮太) PR情報
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