〔ENEニュース〕★★★ フクイチから150キロ 茨城県石岡市柿岡(気象庁地磁気観測所) 昨年夏まで小規模な放射能雲(minor plumes 、日本人研究チームがウィーンの欧州地球科学連合総会で発表(その1)
スウェーデン宇宙物理学研究所のM・ヤマウチさんら、京大、つくば、気象庁研究所の日本人科学者4人のチームが4月22日から27日まで、ウィーンで開かれた欧州地球科学連合( European Geosciences Union =EGU)の年次総会で、フクイチ発の放射性降下物の動きに関する研究発表を行なった。
発表資料(下記 チームの研究アブストラクトと発表ポスター)によると、データはフクイチから150キロ離れた茨城県石岡市柿岡にある気象庁地磁気観測所で集めた。
その中(ポスター資料)中に、以下の記述がある。→ http://www.irf.se/~yamau/conference/press-Yamauchi-handout.pdf
(7) ~ summer 2011: minor plumes from the FNPP-1.
2001年夏まで、フクイチからの小規模な放射能雲(マイナー・プルーム=複数)があった、と。
◎大沼 研究チームはその後もフクイチ発の放射能雲が襲来しているかどうかは伝えていないが、フクイチと首都圏東部(千葉)を結び洗線上の石岡市柿岡の同研究所で、少なくとも昨年の夏まで、放射能雲が確認されていたことは重大である。
それにしても、政府はなぜ、それらマイナー・プールムについて、SPEEDI拡散警報を出さなかったのだろう?
Posted by 大沼安史 at 03:59 午後 | Permalink
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