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いじめ自殺、校長「けんかだと…判断甘かった」

読売新聞 7月15日(日)9時17分配信

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月、いじめを苦に自殺したとされる問題で、中学の校長が14日午後に行った記者会見での主なやり取りは次の通り。

 ――男子生徒がいじめを受けていたという認識は。

 校長「(5日は)いじめという通報で始まったので、確認しているはず。ただ、(男子生徒と同級生に)確認したら、双方が手を出したけんかということだった。その段階で、いじめだという確実な認識はなかった」

 ――いじめがあったと全く疑わなかったのか。

 校長「疑っていなかったというより、気付いていなかった。認識がなかった」

 ――協議で、いじめという言葉は出なかったのか。

 校長「もちろん出ている。本人たちから事実確認して、『これはけんかだ』という話になった」

 ――いじめの可能性を切り捨てたのではないか。

 校長「切り捨てていない。捨てていたら調査しない」

 ――自殺当日、校長は記者会見で「いじめはなかった」と断定した。なぜか。

 校長「断定していない。いじめがあったとも、なかったともわからない、調査したいと(言った)」

 ――10月5日のトラブルは市教委に報告したのか。

 校長「その時点では報告していない。指導の不十分さ、判断の甘さがあったと言わざるを得ない」

 ――けんかがあり、いじめの可能性を疑わなかったことについてどう思うか。

 校長「生徒からもっと聞き取り、早期に調査すれば迅速な対応ができた。通報があったのに本人から事情を聞かず、それまでの情報で判断してしまった」

最終更新:7月15日(日)9時17分

読売新聞

 

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