【ソウル聯合ニュース】ソウルの日本大使館にトラックが突っ込んだ事件で、トラックを運転していた６０代の男に対する拘束令状（逮捕状）が１２日までに発布され、男は拘束された。

　ソウル中央地検は令状を発布した理由について、男が一定の住居を持たないことや再犯の可能性が高く危険な点を挙げた。

　男は９日午前４時５５分ごろ、ソウル市鍾路区にある日本大使館に１トントラックで突っ込んだ。トラックは大使館の正面口に衝突したが、けが人は出なかった。

　男は日本大使館前に設置されている従軍慰安婦を象徴する少女像に、くいを縛り付けた日本人男性の逮捕を求めるため犯行に及んだと話している。

　日本人男性は先月１９日、少女像に、くいを縛り付けた。くいには「竹島は日本固有の領土」との文言が韓国語と日本語で書かれており、大きな反響を生んだ。

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