米慰安婦碑 ウェブサイトで撤去運動=日本人中心
【ワシントン聯合ニュース】米ニュージャージー州パラセイズ・パーク市の公立図書館に設置された旧日本軍従軍慰安婦の碑の撤去に向けた署名運動が、日本人を中心に展開されている。
現地メディアなどによると、署名運動は今月10日から始まっており、日本人を対象にした「国際的な嫌がらせ(International Harassment)」を中断するよう、オバマ米政府に求めている。
サイトは日本人とみられる「Yasuko R」が開設。26日現在、5000人以上が署名した。署名したのはほとんどが日本人とされる。
Yasuko Rは「慰安婦と関連した虚偽の主張で、日本人が長い間、名誉を傷つけられた」と指摘。旧日本軍従軍慰安婦の碑は虚偽主張の根拠となり、間違った歴史を広めるだけではなく、日本先祖に苦痛を与える行為と主張した。
慰安婦の碑は、米下院で従軍慰安婦決議が可決されてから3年余りが経過した2010年10月に建てられた。
パラセイズ・パーク市の公立図書館に設置された旧日本軍従軍慰安婦の碑=(聯合ニュース)
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