「日本からの賠償金でコンゴ女性支援」=元慰安婦ら
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の従軍慰安婦にされた80代の女性2人が8日、日本政府から賠償金を受け取ることになれば、内戦による性暴力被害を受けたアフリカ人女性に全額寄付するとの意向を示した。
元慰安婦を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の事務室で会見した2人は、「もし、賠償金が出れば、挺対協が全的な責任を持ち、コンゴ(旧ザイール)女性を支援するために使ってほしい」と明らかにした。
コンゴでは20年近く内戦が続き、数多くの女性が性暴力被害に遭っている。国連は2009年に8000人以上の女性が性暴力を受けたと推定している。
賠償金を全額寄付すると会見で述べた元慰安婦の女性=8日、ソウル(聯合ニュース)
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