永田スポーツ オリジナルオーダー NSスパイク
テーマ:Baseball Toolはじめに
今回の記事は昨年下書きをしていてアップをしていなかった記事に今年になって加筆をした記事です。
このような未公開下書き記事が、たくさんたまっていますが今後はボチボチとご紹介したいと思っています。
永田スポーツ オリジナルオーダー NSスパイク
2011年10月20日
山口県下関市での出張を終えて直ぐさま岡山への帰り道とは反対の下りの新幹線に乗り二つの目的先の
博多へと移動。
先ず一つは江頭支店長直々に型付けをしてもらった久保田スラッガーのグラブのメンテナンスに福岡支店に伺う。
再度、江頭支店長に見てもらい型直しや捕球方法等のアドバイスを受けた後、二つ目の目的先のへ移動。
(久保田スラッガーの江頭支店長型付けグラブの話しは、また別に詳細記事を書きます)
二つ目の訪問先は地図で見ると博多駅から近いので歩いて行くも、しっかり道に迷ってしまい訪問先に
電話をして場所を確認。
電話で道案内をしてもらいながら何とか目的の永田スポーツさんに到着しました!
何と!ずいぶんと行きすぎてしまっていました。これなら初めからタクシーを使えば良かった(汗)
お店は工房みたいな感じです。
道に迷って草臥れたのでお店の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
何故、永田スポーツさんを訪れたかと言いますと、ブログで仲良くしていただいていたブロガーさん
御用達の野球道具メーカーが福岡市の永田スポーツさんでした。
当時の僕はスパイクには無頓着でスパイクは消耗品と割り切り特価品ばかりを使い潰していました。
しかし永田スポーツさんのNSスパイクには不思議と興味が惹かれていました。
いつか自身初のオーダースパイクをする時があれば永田スポーツさんがいいなぁと漠然と思っていました。
それから数年経ち、走攻守唯一どんな場面でも必ず使う野球道具のスパイクの重要性に気付き、
晩年を迎えた草野球を悔いなくプレーがしたいので永田スポーツさんのNSスパイクを履いてプレーが
したいと決断をして、本日、直接、永田スポーツさんに伺ってオーダーをします!
ノーアポイントでしたが幸運にも社長さんもいらっしゃいました!
お店に着くなり、即スパイクをオーダーしたいんですと伝える。
珈琲をご馳走になりながら色々と専門的なアドバイスをもらってオーダーをしました。
オーダーをしている最中に永田社長と奥さんと楽しい会話をさせてもらいました。
お二人とも、お人柄もよくユニークかつ豪快で情熱的で楽しい方でした。
本当に野球が好きで損得だけで商売をされているのではない感じがビシバシ伝わります。
いろいろと希望を伝えましたので出来上がりが楽しみです!
そして11月10日に自身初のオーダースパイクが自宅に届きました!
永田スポーツ オリジナルオーダー NSスパイク
永田スポーツホームページ
■アッパー:クラリーノエナメル
■形状:ローカット
■ベロ:メッシュ
■ソール:革底 ヒールアップタイプ
■縫いP:野手用+コバ金
■その他:フィッティング加工
▼革底ソールはヒールアップタイプを指定。
僕の足は親指より人差し指が長く、また反っているので爪先部分にフィッティング加工をしてもらいました。
▼ステッチは単色ではなく同色縫いでお願いしましたので白、黒、銀、赤と各パーツで縫ってもらいました。
▼ベロは軽くて足に馴染みやすいメッシュ素材でお願いしました。ハドメ金具は赤を指定。
▼斜めにGo Aheadの筆記体の刺繍+背番号の3
▼289gと軽い!
▼踵部分は敢えて赤に!
▼革底ソール、縫いPとコバ金を付けてもらいました。
▼ミドルカットにしようかと思いましたが今回は足首の稼働域が多く自由度が高いローカットを選択しました。
永田スポーツのNSスパイクは馴染みがないかも知れませんが実はプロ野球の選手も使用していたのです。
二岡選手の足元のスパイクに注目。
当時から気になっていたマークでした。二岡選手のイニシャルのNのマークをあしらった
二岡選手専用のオリジナルのマークだとばかり思っていました。
二岡選手は度重なる足の故障がありスパイクには拘りがあったそうで大手メーカーのスパイクではなく
NSスパイクを履かれていたそうです。
時もNSスパイクを履いていました。2分00秒から二岡選手の打席になります。
▼この二岡のサヨナラホームランは鳥肌が立ちました!
話が随分と二岡選手にズレてしまいしたが本題のNSスパイクの話題に。
オーダー当時はこの配色が一番と思っていたのですが実際はイマイチしっくりこないので思い切って
イメージチェンジ!
▼ちょっと重たく感じますので2012年はカスタムを施しました!写真は2011仕様。
▼写真右の2012年仕様は、ハドメ金具を黒にペイント。そしてシューズレースを黒に変更。
写真左は2011仕様。
▼僕はショートフィットタイプのパンツを履いてますのでスパイクの爪先から立ちベロそしてストッキングの
黒とで一体感を出すように変更しました。これで少しは足が長く見える???
▼今から思えば縫いPは黒でお願いしておけば良かったのかもと思いました。
我ながら満足の配色になりました!
永田スポーツさんを語る上で高畠導宏さん抜きでは語る事が出来ません。
お店に到着後、どこから来られたのですか?と永田社長に聞かれたので、
「岡山からです!」と答えると開口一番「タカさんの故郷から!!」と永田社長の声のトーンが上がりました!
高畠導宏
1944年1月18日-2004年7月1日(満60歳没)
伝説の打撃コーチ 。
南海ホークス、ロッテオリオンズ、ヤクルトスワローズ、福岡ダイエーホークス 、中日ドラゴンズ
オリックス・ブルーウェーブ 、千葉ロッテマリーンズの打撃コーチ。
教え子には落合博満、水上善雄、高沢秀昭、西村徳文、田口壮、サブローら多くの選手を育てた。
58歳にして所属球団から契約打ち切りを通告され、心機一転教育実習生として九州の桜台高校に赴く。
桜台高校の現代社会の教師として単身赴任をし高校野球監督を目指していたが膵臓癌を患い逝去。
永田スポーツさんは高畠さんとは結びつきが強く家族ぐるみのお付き合いをされていたそうです。
ダイエー当時のコーチの時の数々のお話しを聞かせてもらいました。
高畠さんの話しをしている時の永田社長の表情はとても生き生きとされていました。
お話しの高畠さんは正にあのNHKドラマのフルスイングそのものの型破りでユニークな方でした!
フルスイング
高畠さんの実話をNHKがドラマ化。
フルスイング!これはいいドラマでした!マジで泣きましたよ!
是非、ご覧下さい。きっと感動されると思います。
高畠さんの豪快かつ優しさが心に染みます。
高畠さんの話しはとても興味深く拝聴させてもらいました。
永田社長も高畠さんが亡くなられたのはとても残念そうにされていました。
永田スポーツさんは高畠さんの名前を世に残す為に木製バットは高畠さんの名前を施した
TAKAシリーズを展開されています。バットもいつかお世話になりたいですね!
作シーズンはスポーツ少年団の監督業と兼ねて草野球に参加をしていたので参加出来る試合数が限られており
タイトルは十中八九無理と諦めていましたがNSスパイクをオーダーをしてモチベーションを高め終盤には
怒涛の盗塁を決め最終戦にはNSスパイクで毎年の目標の歳の数の盗塁数を達成し盗塁王になれました。
盗塁王が取れたのもNSスパイクのお陰です。永田スポーツさんに感謝ですね。
また博多に行ける機会があれば是非とも永田スポーツさんにお邪魔したいです!
そして永田スポーツを教えて下さったブロガーさんにもお会いしたいです!
今度はきっと道に迷わずお店に伺えます!
Ciao!
1 ■凄い
中身が詰まってますね!
福岡には渋い店が沢山ありますね~
帰省の際に立ち寄りたい店が増えました!
私はシューズ全般アシックス派なのでスパイダークロウのオーダーしようかなと。。。