ここから本文エリア 開催中2012年7月15日0時53分 シード・大垣西が敗退 岐阜大会第94回全国高校野球選手権岐阜大会屈指の右腕はマウンドで躍動することなく初戦で姿を消した。2回戦16試合があった14日、春の県大会準優勝のシード校・大垣西が敗れる波乱があった。残りのシード校の県岐阜商、土岐商、大垣商は順当に勝ち上がった。15日も2回戦16試合がある。 ■負けん気、笑顔全開 関有知・藤江瞬也主将 (岐阜総合6―0関有知) 8回表、岐阜総合にだめ押しの6点目を取られたが、関有知の主将藤江瞬也君(3年)は冷静だった。 マウンドに集まり、「落ち着け、あきらめるな」と声をかけ、一塁手から代わって登板した。背中に違和感があったが、強気に直球で攻めた。8回無死一、二塁を無失点で切り抜け、9回も三者凡退に抑えた。 その裏無死一塁、藤江君に4度目の打席が回ってきた。打線は、相手投手陣に無得点に抑えられていた。「打ってやる」。だが振り切った打球は弱々しく遊撃手の前に転がり、併殺打に。藤江君は一塁に全力疾走すると、左足がつり、その場に倒れ込んだ。次の打者は三振に倒れ、チームは負けた。 関連特集おすすめ岐阜大会最新ニュース
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