水曜集会は社会の変化をもたらした=韓国団体代表
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍による慰安婦強制動員問題の解決を求め、 韓国挺身隊問題対策協議会が1992年1月から毎週水曜日にソウルの日本大使館前で行っている「水曜集会」が14日で1000回を迎える。
同協議会のユン・ミヒャン常任代表は7日、聯合ニュースのインタビューに応じ、韓国社会と被害当事者の変化を導き出したことが水曜集会の最大の成果だと強調した。最初のころは冷ややかな反応が多かったものの、水曜集会を通じ、「韓国社会も慰安婦問題が必ず解決されるべきだということを認識するようになった」との見方を示した。
また、水曜集会を歴史教育の場として発展させ、今年8月には慰安婦賠償問題を韓国政府が放置しているのは違憲との憲法裁判所の判断を導き出したことも記憶に残る成果だと評価した。
ユン常任代表は今後の活動方向についても触れた。1000回という数字は節目でもあるが、新たなスタートを意味する転換点でもあるとし、「これまで一部の女性が集会を主導したが、これからは若い世代が問題認識を共有できるよう教育プログラムを強化させることに重点を置き、活動を進めていく」と説明した。
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