ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
詳しくはこちら
脊髄損傷で体の自由を失ったタカシさんのリハビリ日記を連載中。
第15回「携帯電話は『いのちの電話』?」をアップしました。


「自分らしさ表現」…指原莉乃さんインタビュー

「自分らしさ表現」…指原莉乃さんインタビュー

 読売新聞西部本社の公式サポーターを務める福岡のアイドルグループ「HKT48」の一員として、指原莉乃(19)が今月5日、福岡市の専用劇場でデビューした。「AKB48」から移籍したことについての抱負や、これからの思いを聞いた。(右田和孝)

「福岡には、もつ鍋、とんこつラーメンと食べたいものがありすぎて」と話す指原莉乃(12日、福岡市中央区のHKT48劇場で)=田中勝美撮影

 ◆HKT48「好きだよ」

 ――福岡の劇場デビューの印象は。

 「HKTファンに、ちゃんと受け入れてもらえるか不安でしたが、自分らしさを表現することに集中して臨みました。事前に東京で公演のレッスンを3日半受け、自主練習を経て、デビュー当日に初めて歌や踊りを他のメンバーと合わせました。初日は緊張しましたが、ステージ上で自分も楽しめました」

 ――初日は秋元康・総合プロデューサーも客席で見守っていました。

 「私を含めHKTのパフォーマンスを『すごく良かった』と言ってもらえました。ストレートに褒められることはめったにないので、すごくうれしかった。HKTのCDデビューも近づけばいいのですが」

 ――移籍について振り返ると。

 「ファンのみなさんを不安にさせてしまいました。ラジオの生放送で秋元先生から移籍を告げられた瞬間は、何も考えられませんでした。でもすぐに、ひょっとしたら、すごくいいチャンスではないかと思い直しました。そんな点はめちゃくちゃ、ずうずうしい性格なんです。私も勉強になるし、出身の大分が近いので親孝行にもなるかな、と」

 ――HKTでは最年長になります。最年長としての役割は。

 「HKTは、歌とダンスは素晴らしいが、公演を盛り上げるMC(曲間のトーク)が不慣れだと聞いていました。一人ひとりのせっかくの個性が、生かしきれていないのではと思っていた。私はAKBの研究生時代から、先輩に教えられて上達しました。微力ながら引っ張っていきたいと思います」

 ――HKTのメンバーの印象は。

 「遠慮がちに接されたらどうしようと思っていましたが、みんなすごく純粋で、ナチュラルに話しかけてくれる。AKBと比べると、楽屋がものすごくにぎやかで、元気をもらっています。メールのやりとりも楽しいです」

 ――HKTでの目標は。

 「全国のアイドルグループの中でナンバーワンになること。でも、まだまだ、知らない人も多い。まずは、地元福岡で誰からも愛されるグループになりたいですね。(お笑いコンビの)博多華丸・大吉さんのようになれたら。たくさんのファンのみなさんと、お会いして、お話しし、握手できる機会を楽しみにしています」

さしはら・りの 大分市生まれ。週刊誌の交際報道がきっかけで6月、「AKB48」から「HKT48」に移籍した。大分市の観光大使を務め、6月のAKBファン投票「選抜総選挙」では4位に入った。「さっしー」「さしこ」の愛称で親しまれている。

2012年7月13日  読売新聞)
HKT48公式サイトはこちら
HKT48仮バナー