九州北部に降り続いた大雨の影響で河川の氾濫や土砂崩れなどが相次ぎ、福岡県八女市で15日、道路が寸断されて3千人以上が孤立状態とみられることが分かった。行方不明者が出た熊本県や大分県、福岡県で県警や地元消防が捜索活動を再開した。
12日からの豪雨による行方不明者は熊本5人、大分2人、福岡1人の計8人。死者は22人になっている。
熊本県阿蘇市では、渡辺利幸さん(65)ら4人の行方が分かっていない。自衛隊や警察などが15日午前から救助活動を実施し、警察犬も投入。大分県日田市の筑後川では14日に車が転落し、運転していた男性(30)が行方不明になっている。