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◆日時 |
平成24年2月21日(火曜)13時〜 |
◆場所 |
大津市役所 特別応接室 |
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市長冒頭挨拶 |
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越市長 |
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お集まりいただいてありがとうございます。 |
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記者会見の様子 |
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記者 |
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市長就任1カ月の感想をお願いいたします。また、1カ月でできたこと、できなかったことを教えてください。 |
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市長 |
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そうですね。感想は、今述べたとおりなのですけれども、市役所に来て1カ月で一通り非常に広範にわたっている業務、こういうことをしているということも理解しました。また、それに対する課題というのも一通りは理解できたと、議会に対して十分説明できるぐらいには理解できているというふうに思っています。 |
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記者 |
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意外だったこととか、市長になれば、こうしたいなと思ったけれども、自分の想像とはちょっと違っていたところなど、堅い話でも、軟らかい話でも結構なのですが、そういうところがあれば、教えてください。 |
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市長 |
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私自身も裁判所で働いていたこともあります。そういった意味では役所というところで働いていたこともあるので、意外だったというふうに思うことは意外にないですね。 |
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記者 |
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それは、さっきおっしゃった市民の声を直接聞く・・・。 |
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市長 |
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そうですね。それはやりたいと思っていますね。やはり業務という全般を理解するというのが最初だし、その後、議会があるのでそれに注力するというのは当然なので、それが終わった後に、もっと市民のみなさんのご意見を聞く機会を設けていければなと思っています。 |
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記者 |
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職場訪問は、まだ1回しかされていないのですけれども。 |
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市長 |
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それも、もっとできればと思っています。 |
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記者 |
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2点目ですが、公約の行程表を示してください。 |
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市長 |
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行程表という意味では、今、まさにそれを作っています。私自身のマニフェストはあるのですけれども、それをいろんな部署で担当することになるので、今はそのマニフェストを各部署に分けて、それぞれ投げ掛けています。その中で大津市がもともと従前から行っている今の政策とすごく似ているものもあるし、全然違うものもあります。そういったところを整理して、それぞれの部署ごとに、いつまでにできるかというところを、今、整理しているところです。 |
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記者 |
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それは、いつをめどにまとめるということですか。 |
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市長 |
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取り掛かるという意味では、来年度以降、早々にできるものはするし、ものによっても違うと思っています。 |
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記者 |
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今、中学校給食以外で、何かこれぐらいをめどにすると、言えるものはあるのですか。 |
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市長 |
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例えば待機児童の解消とかであれば、それもすごく早くやりたいと思っていて、具体的に進めているプロジェクトもあるのですけれども、待機児童を完全に解消するには、やっぱり半年とかでできることでもないので、めどというのは言いにくいですね。 |
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記者 |
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具体的には?保育所の増設とかではなく、どういった・・・。 |
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市長 |
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それは、また言えるときになれば言います。 |
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記者 |
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昨夜、関西電力が運用している原子力発電所がすべて停止しました。市長も原発対策というのは、大津市としてもそんなに遠いところではないので大事だとおっしゃっていました。関西電力運用の原発11基がすべて停止したことの受けとめと、再稼働に向けた電力事業者からの動きなども出てきていますけれども、再稼働についてはどのように考えていますか。 |
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市長 |
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まず、停止していることについては、今の時点では支障は出ていないというふうに理解しています。 |
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記者 |
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嘉田知事は、ゼロ原発になったのだから、これを契機にみたいな、卒原発への一里塚というような言い方をされていますけれども、市長の考えはいかがですか。 |
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市長 |
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ちょっと抽象的ですけれども、本当に具体的に考えるべきは、再稼働するかどうかというところなので、そこをしっかり考えていければと思っています。 |
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記者 |
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将来的には原発から脱却すべきだと思われますか。 |
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市長 |
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それは思っています。 |
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記者 |
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先日、県の市長会で、大津市は人口割というのを提案されたと思います。その意図と、あと任意団体なので、メリットがあるか検討したいというお話もされたと思うのですが、脱退という選択肢も市長の中にあるのか、その2点についてお聞かせください。 |
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市長 |
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まず、そもそも人口割というのに入るまでに、私自身は市長会というのは、今まで出ているわけではないので、これから出て考えようとは思っています。そういった前提で、そもそもあまり多数決で結論を出すのにはなじまない場かなというふうに、まず大前提として思っています。 |
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記者 |
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選択肢がないわけでもないと。 |
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市長 |
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ないわけでもないことはない。今のところ考えていません。 |
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記者 |
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今のところは。 |
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市長 |
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考えていません。多数決を採るような機関ではないというふうに思っています。 |
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記者 |
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甲賀市長を市長会の会長に指名された理由はなぜですか。 |
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市長 |
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理由は、その前の会議で、滋賀県後期高齢者医療広域連合長をしておられて、連合長をされるときにも、市長だったり町長で選挙をして、みなさんの合意で選んだので、多くの方の合意が得られるかなと思ったのが1点です。2点目は、その前の後期高齢者医療広域連合の会議のときに、その場を取り仕切られていたので、そういった意味でも適しているかなと思ったからです。 |
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記者 |
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これまでも県市長会というのは滋賀県に対して、例えば関西広域連合の参加を再検討するような、一定の発言力というのを持たれていました。前の会長であった目片前大津市長も、市として物を言うべきことはしっかり言うべきだとおっしゃっていました。越市長としては、県市長会は今後、県との関係においてどうあるべきだと考えられていますか。 |
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市長 |
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私自身は、大津市として言うべきところは、言っていくべきだというのは、一番思っています。私が考えているのは大津市民の利益であって、それを主張していくことは、国に対しても、県に対しても、ほかの市に対しても必要だと思っています。それで、主張していく際に、市長会を通して主張するのがいいのか、大津市として単独で主張するのがいいのかということは、これから考えるべきだと思っています。必ずしも別に市長会を通さなくても、大津市として言えることは言えばいいと思っています。 |
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記者 |
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それは、県や国に対しての要望に関してということですか。 |
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市長 |
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要望だったり。 |
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記者 |
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予算などでも。 |
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市長 |
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いろんなことについても、大津市として言えばいいので、市長会を通せば何が違うのかというのはよく分からないですね。 |
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記者 |
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先ほど負担金の話が出ましたけれども、多分、人口割と均等割の2段階になっていると思うのですが、どの程度大津市は負担されているのですか。例えば米原市とかは一番小さいですかね。それでいくとどれぐらいの差がでるのですか。 |
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市長 |
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多分、大津市は280万円弱負担しているので、全体の15%ぐらいは負担しているはずだと思いますけれども。 |
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記者 |
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今のところ、脱会の選択肢はないということなのですが、今のお話を伺っていると、今後の市長会での議論を見て考えるということですか。 |
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市長 |
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いや、脱会というのは、考えていないです。 |
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記者 |
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それでは、率直に市長会を通すメリットが分からないということですか。 |
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市長 |
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私が思っているのは、市長会というのは、ほかの市と意見交換をする場であって、多数決を採るとかという場ではないというふうに基本的には思っているので、それであれば、確かに意見交換、ほかの市の意見を聞くことも必要だし、そういう場として有効かなというふうに今は思っていますけれども。 |
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記者 |
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市長会長になられた谷畑市長ですけども、かなり人格を傷つけられたと。温厚ではなくて、話を丸くおさめることのできないと言われたというふうに・・・。 |
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市長 |
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そんなことは言っていないです。 |
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記者 |
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ご自身はそう認識しておられるみたいなのですけれども、そのあたりは。 |
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市長 |
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私、そんなことは一言も言っていないですし、私が言いたかったのは、その場でも、会議の場でも、市長会の場で申し上げたとおりなのですけれども、前の後期高齢者医療広域連合会のときの議論を聞いていると、その場で連合長をされていた中嶋市長さんのほうがうまく全体を、市長の意見をうまく聞いていただけるのではないのかなというふうに思ったまでですね。 |
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記者 |
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確認ですが、大津市民のためを思って発言するということだったのですが、甲賀市長を推薦するというのは。 |
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市長 |
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それはまさに、本当に後期高齢者医療広域連合長として、先ほど申し上げたとおりなのですけれども、市長だったり、町長だったりが選んだ人なので、同じような合意が得られるかなと思ったからです。 |
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記者 |
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議会でも話があったと思いますが、昨夜の話になるのですけれども教育長が再任されました。それについて改めて市長のお考えをお聞きしたいのですが。 |
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市長 |
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教育長については、澤村前教育長にお願いをしたのですけれども、やはり今、教育現場でいろんな課題がある中で、それを解決してくださるのは澤村前教育長だと思ってお願いをしました。そういった意味では、今までの澤村教育長の実績だったり、また人格だったり、そういう教育現場での経験というのが非常に役に立つというふうに思っています。 |
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記者 |
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実績だったり人格だったりというお話なのですが、市内の中学校でのいじめの問題があったときも、澤村教育長は会見に出てこられずに、コメントだけを紙で出されたりしたことがありました。取材している側からすると、説明責任というのが、教育長としてちょっと疑問が残るところがあったのですが、その辺も含めて理解された上で、教育委員に再任されたということですか。 |
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市長 |
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私自身もやっぱり、いろいろ教育委員会からもお話を聞いて、今、本当にまだ現場も混乱していますし、混乱している現場をおさめて、やっていけるのは澤村前教育長しかいないというふうに聞いて、お願いをしました。 |
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記者 |
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高島市でもいじめがあったときには、教育長が会見されて説明されたかと思うのですが、澤村教育長の場合は、そういう場を記者が要請しても出てこられなかったという経緯があります。その辺は市長も知った上で・・・。 |
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市長 |
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そうですね、はい。 |
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記者 |
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議案を提出されたと。 |
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市長 |
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はい。 |
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記者 |
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それらも含めて、信頼されているということでよろしいですか。 |
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市長 |
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そうですね、はい。ほかに代わる人がいないというふうに思っていますね。 |
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記者 |
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市長のマニフェストでも特に力を入れておられるのが子育てと教育です。いずれは外国語教育のために改革というものも考えられるということですが、今後の改革などを考えたうえでも、やはり澤村教育長は特に適任ということですか。 |
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市長 |
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そうですね、はい。そういったところについても、澤村教育長は十分、お話し合いができる方だというふうに思っています。 |
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記者 |
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改革に絡んでなのですが、待機児童の関係で、大津市の幼稚園では、4歳・5歳児しかしていなくて、もっと早くから、3歳児から預かるべきではないかという声もありますけれども、それについて教育長と話はされているのでしょうか。 |
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市長 |
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具体的に3歳児というふうには話はしていないですけれども、いろんなやり方があると思います。そういう幼稚園、保育園という枠ではなくて、広く子どもを社会で育てるような仕組みを作っていくというところについてはお話をしています。その手段の一つとして幼稚園での3歳児があると理解していますので、どういう手段で、もっともっと待機児童とか、そういったものを解消できるかという具体的な話はこれからしたいと思っています。 |
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記者 |
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その件については、意見交換はされていないということですか。 |
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市長 |
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具体的に3歳児というところについてだけではしていないですね。そもそも私の見解としても、待機児童の解消というふうに掲げたときに、3歳児保育を大津市全体ですぐにやりましょうというふうに思っているわけではありません。例えば幼保一体をするとか、地域的でも比叡平はしますし、そういったものができる地域はすればいいし、そういうのができない地域、いっぱいの幼稚園もあれば、空いている幼稚園もあります。それでは、空いている幼稚園では3歳児保育をしましょうということができるかというふうに、むしろ個別具体的に判断したいと思っているので、3歳児保育だけが大津市にとって一律の基準になるとか、そういうふうには思っていないですね。 |
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記者 |
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教育長には、保育事業に対して、そういうところでも積極性を求めていくということですかね。 |
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市長 |
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そうですね、はい。 |
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記者 |
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結局、JR湖西線のエレベーター設置の調査費は、当初予算に盛り込まれていなかったようです。それはちょっと何か認識の違いというか、そういう形になるのですか。 |
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市長 |
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そうですね、はい。でも次回のときには入れますので。 |
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記者 |
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今回、見送った理由というのは何かあったのですか。 |
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市長 |
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いや、特にないですね。だから、次回には入れます。 |
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記者 |
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何か、ちょっとやりとりでずれて、何か認識の違いで・・・。 |
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市長 |
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そうですね、次回入れるということで合意していたと思いますね。 |
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記者 |
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市長、副市長人事についてなのですけれども、この2月の議会に提案される予定というのはありますか。 |
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市長 |
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基本的にはないですね。 |
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記者 |
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一方で、執行部の体制づくりというのは、特に市長ご自身も行政経験がないというふうにおっしゃっているように急務だと思うのですが、いつ提案をされることになりますか。 |
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市長 |
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そうですね、それはまだめどが立っていないですね。それについてはこれから考えていければと思っているので。 |
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記者 |
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6月議会と決めているわけでもない。 |
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市長 |
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決めているわけでもないですね。 |
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記者 |
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例えば、市長公室だったり、そういう新しい組織をつくろうというお考えはありますか。 |
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市長 |
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そうですね。今、まだ1カ月しかたっていないので、もう少ししてみて、これは変えたほうがいいということがあれば、そういう選択肢もあるのかもしれないですね。今は具体的には考えていないです。 |
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記者 |
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市政から若干離れるのですが、一部で道州制などが論議されていると思います。市長として、それに対して何かお考えをお持ちでしょうか。 |
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市長 |
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道州制自体必要ないと思っていますね。関西広域連合という今ある仕組みについては、やはり関西という地域でいろんなことを連携していくのに必要だし、滋賀県も加入していくべきだと思っています。それを道州制という仕組みにまで発展させる必要性を感じていないですね。 |
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記者 |
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県議会のほうで関西広域連合に政令指定都市、いわゆる大阪市、堺市、京都市、神戸市が加入する、加入しない。また広域連合の議会の議員定数を増やす、増やさないというふうな話があります。大津市としては、関西広域連合に対してある一定の、例えば議席を1つくれだとか、あるいは意見表明をさせてくれる場が欲しいだとか、そういうようなお考えというのはお持ちなのですか。 |
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市長 |
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まず、私自身は常に大津市民の利益を考えているので、そもそも関西広域連合に、今の状態、政令指定都市が入らない状態で関西広域連合が成立しているというのは、すごく大津市民のためにもなると思っているので賛成しています。 |
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記者 |
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発言する機会がやはり必要だというふうには思われますか。 |
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市長 |
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必要だというよりも、その辺の基準、関西広域連合の基本的な考え方として、今の状態だと府や県が入っていて市は入らないということです。それだと大津市は、県を通じて大津市の意見を関西広域連合に反映していきましょうということになると思うので、それはそれで一つの形だと思っています。今の形だとそれは、それでいいのかなというふうに思っているのですけれども、一方で政令指定都市だけが中に入るということになってくると、その入ること自体がまずいいのか、悪いのかというところがあって、今はなぜ政令指定都市だけが入るのかというところがよく分からないのです。もしも入るようであれば、当然、大津市もその意見を何らかの形で反映させるべきだというふうに思っております。 |
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記者 |
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具体的には、それは、どういう形で大津市の意見を関西広域連合に反映させるということですか。 |
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市長 |
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今は、そこまでの具体的なことはないですね。というのは、政令指定都市が入ること自体がよく分からないというふうに思っているからですね。 |
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記者 |
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よく分からないというのは、反対的な、否定的な意見も含まれているということでよろしいでしょうか。 |
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市長 |
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そうですね。必要性が、私はちょっと理解していないですね。 |
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記者 |
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それでいて、大津市はその場合は入ったほうがいいとおっしゃいましたけれども、そこを少し説明していただけますか。 |
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市長 |
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先ほどの繰り返しなのですけれども、私自身は関西広域連合というものにそもそも賛成していて、今の状態で県なり府なりが入っている形であれば、大津市は県を通じて関西広域連合に意見を反映させていくという形でいいのかなと。それは大阪市であっても、京都市であっても同じだと思っています。 |
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記者 |
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政令指定都市が入るのを認められた場合は、大津市としても参加を求めていくというお考えでいらっしゃいますか。 |
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市長 |
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それは分からないですね。そもそもその前提の議論として、政令指定都市が入ることがよく分からないと思っているので。 |
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記者 |
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今の県議会の自民党の定数問題で、政令指定都市が入るときに、先ほどの話ではないですけれども、人口割りのカウントですると県と市とで人口がダブルカウントになって人数が多過ぎるから、自治体割りということで1つずつにしようと、いう話になっています。そのことに関して、それ自体は同じような考え方を持っていらっしゃるのですか。 |
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市長 |
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いや、私はそもそも政令指定都市が入ること自体がよく分からないと思っているので、その人口割りだとか、そういう定数の議論以前の問題だと思っています。 |
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記者 |
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副市長人事を先送りにされて、政策統括監に笠松さんを指名されました。実際、就任されたときには、行政経験の少ない市長を補佐して外部の意見を入れるというような話でしたけれども、就任されて1週間少したちますけれども、お仕事としてはどうでしょうか。 |
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市長 |
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役割ということですか。 |
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記者 |
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あと、実際どういうことをしてもらっていますか。 |
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市長 |
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役割という意味では、それは前もご説明したとおりなのですけれども、まさに私自身の行政経験がないところを補っていただく、そういうところについて助言をいただくということです。あとは国だったり、県だったり、ほかの県と比べて大津市はこういうところが違うのではないかというようなことを言っていただくということですね。 実際、どういうことをお願いしているかについては、そういういろんな協議をするときにいろいろ入っていただいて、そこでもいろんな意見をもらっていますし、1週間なので、そうですね、それに私自身が個別にお願いしていることもあります。 |
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記者 |
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どちらかというと、主体的に何か動いて対外活動をするとかいうわけではないというふうに話を聞いていたのですけれども、となってくると何か秘書に近いイメージがあります。でも部長となってくるとどうなのかなというような、それを図りかねているのですけども。 |
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市長 |
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そうですね、今言ったようなことなのですけれども。 |
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記者 |
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今回、そういったものを新設されようというふうに思われたというのは、人事というか、市長の裁量というのはかなり大きいとは思います。1人新設されただけなのですから、別に大丈夫だと思いますが、例えば何人もほかにも無尽蔵につくるわけにもいかないわけなのですよね。現行としては副市長という制度があって、それをあえて外して、そういう新しい制度をつくられたというのは、1つは議会対策というのが取りざたされたりしていますけれども、そうではなくて、対外的なところではなくて、対内的なところで頑張ってほしいというような意向があってのことなのか、どういう意図があるのですか。 |
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市長 |
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あまり対外的、対内的というのは関係ないですね。それは関係ないのですけれども、その役割として、私自身が思っている副市長というのは、まさに部をまとめて、私と同じ方向に一緒に市の方向性を位置づける、まさに私の下に副市長というのはいて、一緒に私と同じ方向に意思を持っていくというのが副市長の役割だと思っています。それに対して、政策統括監というのは、ある程度客観的な視点から大津市を見てほしいというふうに思っています。 |
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記者 |
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副市長に求める人格像というのはありますか。どのような方を求めておられますか。 |
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市長 |
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副市長についても、行政経験がある方というふうには思っています。 |
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記者 |
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就任されたときに、若いからこそできることがあるというふうにおっしゃっていたと思います。実際に市役所に入られて1カ月が経過しますが、就任されてからの心境の変化はありますか。あと周囲に男性がすごく多いと思いますけれども、やりにくい部分ですとか、やり易い部分ですとか、実際に見えたことをお話しいただきたいと思います。 |
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市長 |
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心境の変化という意味では、本当に責任の大きさを改めて感じたということが最初に市役所に入って、一番感じたことですね。今は1カ月たって、そういったことに対しても漠然とした責任の大きさというわけではなくて、こういう仕事があるのだというのを個別に理解してきたので、そういう問題に対しては、具体的にどうやって対処するかというところを1カ月たって、大分、分かったかなというふうに思っています。 |
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記者 |
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就任されたときも、予算発表のときもそうなのですけれども、独自色は6月補正で出すと。ただ、予算措置されていないものでも、独自の色が出せるものがあると。市政について勉強をかなりされていると思うのですけれども、各部からヒアリングもされたり、それを受けて、もう予算措置は必要ないけれども、これは私のマニフェストを実行するために、もう進めているというようなことはありますか。 |
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市長 |
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それはまさに今の段階でも、中学校給食については、実際にアンケート調査とかをするのは費用がついてからですけれども、どういう方式がいいかということなど、それは具体的にいろいろ進めています。そういったことは、いろいろありますね。 |
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記者 |
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これも最初に言っておられたのですけれども、粘り強く、論点ごとに対話をするというような話をされていました。特に市議会では、6割近くが前市長を応援されていたという現状があります。議会での対立というのは、今のところあるというふうに聞いてはいないのですけれども、議論していく必要があると思います。議論の場という部分に関して、議会の場では、代表質問があり答弁があって、一般質問があり答弁があるのは、もちろんなことですが、それ以外に例えば、個別での会派との会合とか、話し合いとか、そういう議場外での対話みたいなものについては、どのようなお考えをお持ちですか。もう進めていらっしゃるのか、なるべくそういうのは、無しにしたいと考えているのか、お伺いします。 |
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市長 |
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そうですね。今のところはそんなに議場外での場というのは、あいさつ程度で、そんなにはなかったです。まずは、これから議会をやってみて、やっぱりそういう議会だけではなかなか話し合えないということであれば、そういう場も持つかもしれないですし、まずは議会をやってみて考えたいと思っています。 |
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記者 |
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少し前になるのですけれども、奈良県の総務部長さんがフェイスブックで一部の新聞の不買運動を呼びかけていたということがありました。 |
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市長 |
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すみません、それは知らなかったです。 |
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記者 |
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それで、フェイスブックなりツイッターなり、ああいったソーシャル・ネットワーキング・サービスというのですか、それを市の職員がどういった利用をすべきかとか、そういったことについてどう思われますか。 |
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市長 |
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市の職員がということですか。 |
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記者 |
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市の職員のソーシャル・ネットワーキング・サービスの利用についてどう思うかということと、あと御自身もフェイスブックとかツイッターとかお持ちですけれども、今現在、どういった活動をしておられるかとか、それを受けて、何か自主活動みたいな動きというのがあれば教えてください。 |
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市長 |
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まず、市の職員がということですが、基本的にはフェイスブックだとかツイッターというのは、いろんなほかの人とつながるという意味で有効だと思っているので、一般的に使うことを禁止するとか、そういうことはないです。ただ、当然ながら公務員としての守秘義務というのもあるので、それとの関係というのは、はっきりしていければと思っています。 |
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記者 |
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情報発信の手段としては有効ということですか。 |
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市長 |
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そうですね、はい。 |
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記者 |
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就任されて、庁内放送をされたり、公用車にプリウスを使用されたり、独自カラーを出されていると思います。マニフェスト関係の予算措置は6月だと思いますが、どれぐらい独自のカラーを出されていると評価されていますか。ご自身の評価を教えてください。 |
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市長 |
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今ですか。難しいですね。評価の仕方が難しいですね。 |
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記者 |
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何か市役所に足りないものというか、越市長がやりたいことをされるために、どういう風を吹かせたいかということについては、どうですか。 |
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市長 |
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1つは市役所自体もやっぱり活気がある、元気があるところになればいいなと思っているので、そういった意味で、これからいろんな議論ができる場をつくっていきたいなというふうに思っています。 |
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記者 |
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あまり自由に話し合う場を持たれてこなかったということですか。 |
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市長 |
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そんなふうには思わないですけど、私は法律事務所で働いていたので、あまり年功序列という観念がないのですけれども、そういうのは多分、法律事務所よりはあるのだと思います。 |
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