米下院決議案から3年、元慰安婦女性ら米大統領に書簡
慰安婦被害女性らが書いた手紙は、「2007年に米下院が慰安婦問題で日本政府に謝罪を求める決議を採択したことは、わたしたちに大きな勇気と希望を抱かせた。欧州、カナダ、オランダなど他国でも同様の決議が採択される原動力になったと思う」と伝えている。
また、採択から3年近く経つが、いまだ日本政府の変化は見られないとし、米国議員と市民の名の下に採択された決議案が実現されるよう、力を尽くしてほしいと述べた。
この手紙は、オバマ大統領のほか、クリントン国務長官、決議案採択を主導したマイク・ホンダ下院議員、アムネスティ・インターナショナルにもそれぞれ送付された。