中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

内山高志が挑戦者のKO予告無視

2012年7月15日 紙面から

挑戦者の7回KO宣言の挑発にもどこ吹く風の王者・内山(右)

写真

 2大世界戦の調印式が14日、東京都内で行われ、WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(ワタナベ)は挑戦者の同級6位マイケル・ファレナス(フィリピン)の「7回KO予告」にも全く動ぜず、どこ吹く風の余裕だった。

 微動だにしなかった。挑戦者の挑発を内山は鼻で笑った。

 「挑戦者はみんな、そんなもんですから。ボクは全然気にしません」

 挑戦者陣営は連日、「内山のアゴはチャイナ(陶器のようにもろい)」「KOで勝つ。16日は短い夜になる」と揺さぶりをかけ続けている。この日は34勝26KOとパンチ力のあるファレナス自身が「7回で終わらせる」と大胆にもKOラウンドを予告。内山は昨年1月の三浦戦でKO勝ちしたものの、途中でパンチをアゴにもらいダウンした。そのシーンがファレナス陣営に「付け入るスキあり」と自信をもたせているのだ。

 当の内山は「KOでも判定でもいい内容で勝ちたい。地元での試合だから、気合が空回りしないよう気をつけたいです」と自然体。世界戦5連続KOで絶対王者の風格がすら漂い始めている内山に死角はない!? (竹下陽二)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ