蹴球探訪
J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】鳥谷がサヨナラ打 阪神3週間ぶり連勝2012年7月15日 紙面から ◇阪神3−2ヤクルト阪神がサヨナラ勝ち。2−2の延長10回2死無走者から大和が内野安打。続く鳥谷の左翼線二塁打で勝負を決めた。藤川が2勝目。ヤクルトは8回に畠山が榎田から2ランを放って追い付いたが、6番手・山本哲の詰めが甘かった。 ◇ もくろみ通り来た獲物を射止めた。2−2の同点の延長10回2死一塁。阪神・鳥谷が山本哲の外角直球を力強く振り抜いた。左翼ミレッジがクッションの処理にもたつく間に、一塁から大和がサヨナラ生還。プレーボールから3時間30分を超え、引き分け濃厚だった一戦を白星にした。 「本当に飛んだ方向が良くて。サヨナラという形になって良かったと思います」。野手主将がサヨナラ二塁打で、チーム一丸の戦いを自らのバットで勝利に昇華させた。 3時間30分を過ぎてから劇的シナリオが展開された。次のイニングに入らない規定時間まで残り3分、延長10回2死走者なしで大和に回ったところで、ヤクルト荒木コーチが“ひと呼吸”を置きにマウンドへ。これでドローは決定的と思われた。だが、和田監督は「こちらはもう1回行く準備をしていた。勝たないと意味がないゲームなので」と決着を付ける覚悟だった。打席の途中で3時間30分が経過した大和は、気迫のヘッドスライディングで内野安打出塁。続く鳥谷のサヨナラ打につなげた。 6月24日以来、実に3週間ぶりの連勝。「オールスターまで甲子園で4試合あるので全部勝ちたいと思います」と鳥谷。8回に榎田が畠山に同点2ランを浴びる誤算はあったが、何とか勝利で終わらせた。これを明日につなげないといけない。 (中谷秀樹) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|