漫画に登場するイタリア人シェフのトニオ・トラサルディーが作る料理をアレンジした「ジョジョ展コラボコースメニュー」を味わえるのは「仙台勝山館」の中にある「リストランテ・パドリーノ・デル・ショーザン」。料理長の矢島広之さんがアレンジした。
自身もジョジョ愛読者の矢島さん。この話が来た時は、うれしくて作るに当たってもう一度作品を読み直したそう。「ジョジョの世界を生かしながら盛り付けやお皿を工夫して高級感を出したり、アクセントにハーブを添えたり。料理そのものはクラシックな定番なので、ジョジョの“普通じゃない”イメージを形にするのが難しかった。シンプルな料理で究極のおいしさだと言わせるのは大変なこと。それができたら理想です」と話してくれた。
この「トニオ風」コースをいただくにはジョジョ展のチケット、または半券の提示が必要。食べてから見るか、見てから食べるか。うーん、悩む!
現在連載中のジョジョ第8部「ジョジョリオン」の舞台・杜王町。その名物で「ごま蜜団子」という菓子が登場する。実はこれ、一関市の和菓子店「松栄堂」の「ごま摺り団子」がモデル。今回「杜王銘菓 ごま蜜団子」として、特別パッケージでジョジョ展会場で限定販売される。
「最初はツイッターで“あれはごま摺り団子のことじゃないか”とつぶやかれ、社内で話題になりました」と松栄堂の専務取締役・横沢栄基(ひでき)さんは、作中に登場した時の様子を話す。会場で販売するのは8個入り。パッケージにはジョジョ展ならではの仕掛けがあるそうなので、お見逃しなく!
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