祇園祭「宵々々山」おおにぎわい　

　京都の夏を彩る祇園祭はハイライトの山鉾巡行を３日後に控えた１４日、「宵々々山」を迎えた。京都市の中心部には豪華に装飾された３２基の山鉾が立ち並び、古都は人波であふれた。

　今年は宵々々山から宵山が３連休と重なり、京都府警によると、この日の人出（午後１１時現在）は、昨年の１５万人を大幅に上回る２５万人。

　日が暮れると、山鉾の駒形ちょうちんにともされた明かりが町を鮮やかに染め「コンチキチン」の祇園ばやしが響いた。

　この日の京都市の最高気温は３２・５度で、うちわを片手に観光客らが歩行者天国となった四条通を埋め尽くした。