鳩山元首相:「民主党を原点に戻したい」 新党構想を否定
毎日新聞 2012年07月14日 19時46分(最終更新 07月14日 21時39分)
民主党の鳩山由紀夫元首相は14日、消費増税法案の衆院採決で反対して党員資格停止3カ月の処分を受けたことに関し「覚悟の上の行動なので甘んじて受ける。民主党にとどまって立て直さなければならない。もう一度(政権交代の)原点に戻したいという気持ちを人一倍感じている」と発言。一部が報じた「鳩山新党」構想を否定した。北海道室蘭市内での党支部会合で語った。
一方、消費増税法案については「参院でいかに修正するかが最大の争点だ。(自公両党との)3党合意はあるが、党を大事にする、国民の意思を大事にする中でさまざまな議論があって修正されていくべきだ」と引き続き再修正を求める考えを示した。【木下訓明】