シリーズ さくを怒らせると怖いのです
「 未来日記 」
さく さくら
前回の続き
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Ｙちゃんは
Ｍちゃんと交換こした 万年筆で
日記に
お気に入りの小犬ちゃんが ブレイクする話とかを書きました
日記を書くと
数日後から お気に入りの小犬ちゃんが
ひょんなことで メディアに 取り上げられるようになり
何かにみちびかれるように 出世階段を上ったり
目に見えて現実が動いていったのです
Ｙちゃんは
日記を書くのが面白くて面白くて
たまらなくなりました
Ｍちゃんや
Ｍちゃんにプレゼントしたおとの系譜のコードで
動いてるだけだったのですが
日記が現実になっていくにつれて
「 俺様が みなを導いている! 」
そんな感じの感性に なったそうです
しかし
３か月が過ぎたころ
効力が 目に見えて弱りはじめたそうです
慌てたＹちゃんは
新しいノートを買い
そのノートの表紙に
Ｍちゃんの顔写真を貼りつけました
さらに
Ｍちゃんが 家から出るところを待ち伏せして
「 よっ！ Ｍ！ 」と頭をぼんと引っぱたき
その時
Ｍちゃんの髪の毛を
ぶちっと数本抜いたのです
ノートに髪の毛を貼りつけて
一本は 万年筆にぐるぐる巻きつけ
そんなノートと
万年筆で また日記を書きはじめました
効果は見る見るうちに元通り
というか 以前よりも効果がアップした気さえしました
Ｙちゃんは
それからというもの
ドライブして 想念を集めて情報を盗んでは 日記を書き続けました
お気に入りの小犬たちから
ベストセラー小説がいくつも生まれ
映画化や テレビドラマ化された作品が いくつも生まれました
ところが
去年
想定外の出来事がありました
Ｙちゃんは
あるおキニの小犬ちゃんに頼まれて
犬アイドルグループを 視聴率の女王にしようとしました
その為
Ｍちゃんの情報から盗んだ話を
数十段も劣化させて あるメイド物語を 作らせました
このメイド物語ならイケる！
そう想ったＹちゃんなのですが
でも何故かいつの間にか そのメイド物語のシナリオが
犬アイドルグループから
別な血筋グループに 渡ってしまいました
しかも
メインも
おキニの小犬ちゃんの
敵対血筋の女優になっていたのです
本当は あの話は
ドールを題材にしたものです
本当は 若くて かわいいメイドが
数人以上でるはずでした
Ｙちゃんは
犬アイドルグループを
純粋ドールに被せるために
それを作らせるつもりでした
ところが
Ｍちゃんから仕入れたとっておきの
シナリオの劣化バージョンを
さらにそれを劣化させたものが
敵対チームから 発表され
高視聴率を 得てしまったのです
その主演女優は 終わりかけていたのですが
一躍視聴率の女王となり
犬アイドルグループは
低迷視聴率のままでした
敵対チームに
とっておきのシナリオがわたってしまった理由は
こうでした
犬アイドルチームのプロデューサーが
その昔 敵対血筋の女優と付き合っていて
その女優に
魂をとりこまれていたからです
つけかえにも 落とし穴があります
いくらコードを バンバン奪ってきて
情報を ごんごん吸ってきて
それをおキニの 小犬ちゃんに付け替えても
おキニの小犬ちゃんの魂が
別な誰かにとりこまれていると
つけかえた情報やエネルギーが 根こそぎ吸われてしまうのです
どんな呪術師でも
守るべき王さまが 魂をとりこまれると
防御は果たせなくなり 打つ手がなくなります
Ｙちゃんは アムロテツヤ(仮名)がお気に入りで
彼に一番エネルギーを注いでいたのですが
いくらエネルギーを注いでも
別な女性に 魂を取り込まれてしまっていたので
注いだえねるぎーは
その女性を介して
別血筋に流れてしまうだけだったのです
このように Ｙちゃんは
持ち上げるつもりじゃなかった人が
そのエネルギーで持ち上がった時 いつも発狂していました
「
あいつは 泥棒だーーーーー！！！ 」
そう言っていたのも さくは耳にしました
犬アイドルグループは
犬巫女たちが集団で持ち上げていて 本来は世界的にブレイクするくらいのエネルギーを
つけかえられてるはずなのですが
プロデューサー経由で 抜けてる場所も多く
それでいまいち想念が集まらなかったそうです
さくを怒らせると 怖いのです
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さくを怒らせるとこわいのですシリーズ
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「 ＴＨＥ・万年筆 」
さく さくら
パリとつながりがある
日本の遊女コードの系譜の さらに基点の系譜があります
それは 夢で
おとの系譜と呼ばれています
その系譜の男の人から
数年以上前 Ｍちゃんは
ピアノの模様が入っている フランスの万年筆をプレゼントされました
ところでＹちゃんは
霊能力がついてからというもの
Ｍちゃんのことを よく透視するようになり
Ｍちゃんがその万年筆をだいじにしていたのも 夢で見ました
そしてＹちゃんは その万年筆で
人の名前を書くと ゆるやかにですが
その人を操縦しやすくなることを 知りました
Ｍちゃんがプレゼントされた万年筆には
操縦暗号の おとの想念がのせられていたのです
そこで
Ｙちゃんは インターネットを使い
同じものを 必死で探しました
すごい高価でしたが
お金を盗んだりして それを購入しました
そしてある日
Ｍちゃんの部屋を 無理やり訪れた時
隙を見て Ｍちゃんの筆箱から
Ｍちゃんがプレゼントされた万年筆と 自分の万年筆を交換こしたのです
Ｙちゃんの頭の中では
「 商品は盗んでいない 同じものだから 俺は泥棒じゃない 」
そういう感性のようでした
しかし万年筆に乗っている想念は 確実に泥棒して
それでお気に入りだったどぶの小犬を ベストセラー作家にしたりしてました
さくは
最近 みんなに調査してもらって こはをいじめさせてた Ｙちゃんのことを知りました
こは いじめる ゆるさない
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